図研、リコーのハーネス設計環境を最適化
配信日時: 2022-10-25 10:00:00
「DS-E3」の優れたPLM連携機能で、業務効率アップを実現
株式会社図研(神奈川県横浜市、代表取締役社長 勝部 迅也、以下図研)は、株式会社リコー(本社:東京都大田区中馬込1-3-6、代表:社長執行役員 山下 良則、以下リコー)が、ワイヤハーネス設計環境の最適化を目的に、図研のハーネスCAD専用データ管理システム(PDM)である DS-E3 を導入したことを発表しました。
リコーでは、これまでハーネス設計において、図研のE3.seriesを利用していましたが、そのCADデータ管理、図面管理、承認回覧は、複数の内製システムで運用していたため、出図業務が煩雑になり、設計者に登録やチェックの負荷が掛かっていました。そこで、基幹システムのPLM刷新を機に、PLMとハーネス設計環境の連携を最適化し、設計者の負荷低減を図るため、E3.series専用のPDMであるDS-E3を導入しました。
この新たな設計環境では、仕掛りデータも含め各種ハーネス設計データはDS-E3で管理し、図面やBOMの最終成果物は、PLMへ登録することとなりました。DS-E3が管理する部品情報や図面、BOMはDS-E3のPLM連携機能により、PLMへ自動登録できるため、図面登録の工数を90%削減することができました。また、こうした業務プロセスの改善により、全社的にプロセスが統一され、全社的な業務効率化につながっています。
[画像: https://prtimes.jp/i/75658/11/resize/d75658-11-d2a09c5a8afe4cb8e2bf-0.jpg ]
リコーデジタルプロダクツ BU OC事業本部 OC事業センター 第一HW技術開発室 エキスパート 遠藤 洋之 氏は、ハーネス設計環境の今後について、次のように述べています。
「ハーネス設計ツールは今後、他の様々なツールと連携していくべきであると考えています。回路CAD、機構設計の3D CAD、各種シミュレーションツールとの連携は、大きなメリットになります。ツール間を有機的に連携させることで、より設計の上流から問題解決ができる環境の構築を目指していきたいです」
■詳細は導入事例に掲載
株式会社リコーによるDS-E3導入事例では、DS-E3を採用した理由やその導入効果などについて詳しく紹介しております。ぜひご覧ください。
https://www.zuken.co.jp/resource/ds-e3_case_ricoh-3/
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