密苗と苗量自動制御技術で稲作の省力化・低コスト化を実現する田植機「YR-DAシリーズ」2機種を発売

プレスリリース発表元企業:ヤンマーホールディングス株式会社

配信日時: 2022-05-25 11:30:00

ヤンマーホールディングス株式会社のグループ会社であるヤンマーアグリ株式会社(本社:岡山県岡山市、社長:増田長盛、以下YAG)は、密苗やICT技術を活用した独自の苗量自動制御技術で、稲作の省力化・低コスト化・高精度化を実現する田植機「YR-DAシリーズ」5条・7条植えの2機種を2022年6月1日(水)に発売します。



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農地の集約による大規模化や人手不足、生産資材価格の高騰といった課題を抱える農業分野において、ICT技術を活用した効率的な作業に加え、資材ロスの削減が求められています。YAGは、稲作の省力化・低コスト化・高精度化を実現する密苗やICT技術を搭載した「YR5DA(5条植え)」、「YR7DA(7条植え)」を発売します。2021年に発売した「YR6DA/8DA」(6条・8条植え)と合わせて「YRDAシリーズ」のラインアップを拡充します。

今後もYAGは、お客さまのニーズに応えるとともに持続可能な農業の発展に貢献してまいります。


商品概要

商品名:乗用田植機  「YR5DA」(5条植え)/「YR7DA」(7条植え)
発売日:2022年6月1日(水)
商品価格:2,700,500円~4,431,900円(税込、メーカー希望小売価格)


主な特長

(1)育苗箱数を減らし省力化・低コスト化を実現する密苗技術
通常、乾籾100~150g(催芽籾125~187g)で播種するところを、乾籾250~300g(催芽籾312~375g)で播種する密苗技術により、育苗箱や培土などの資材費を削減でき、播種や苗運びにかかる時間の短縮や人件費の削減、重労働による身体的負担の軽減に貢献します。 また、従来の田植機と比較して精密な掻き取り技術はそのままに、最大掻き取り量を20%アップすることで、10a当たりの使用苗枚数の適応範囲が拡大、受託作業等で種類の異なる苗を植える際や使用苗枚数の変更にも柔軟に対応できるようになりました。


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密苗について
https://www.yanmar.com/jp/agri/agri_plus/mitsunae/

(2)苗箱数と施肥量を自動制御し、計画通りの植え付けを実現
新たに搭載した苗量アシスト機能により、10aあたりに使用する苗枚数を事前に設定することで、移植時の縦取量を自動制御し、設定通りの苗枚数で移植作業を行うことができます。さらにリアルタイムで車速を検知しスリップ時の施肥量を自動調整する施肥量アシスト機能(FD仕様)と組み合わせることで、事前に用意する苗や肥料、運搬時間を削減し、省力化・低コスト化を実現します。
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(3)簡単な操作でもまっすぐ正確な植付けを実現 (「YR5DA」はディーラーオプション、「YR7DA」はD仕様)
D-GNSS方式※1による直進アシストの自動操舵システムを採用し、3つのボタンを操作するだけで自動直進が可能です。事前に基準線のA点・B点を登録することで、基準線に平行に正確な植付けを行います。
また、直進作業後の旋回時に必要な一連の作業を自動化する「すこやかターン機能」と連動させることで、旋回後のAUTOボタン操作が不要になり、オペレーターはハンドル操作のみに集中できます。
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※ D-GNSS(Differential - Global Navigation Satellite System)方式


商品紹介ページ:https://www.yanmar.com/jp/agri/products/riceplanter/riceplanter/yr5da_yr6da_yr7da_yr8da/


<ヤンマーについて>
1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、産業用エンジンを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開し、お客様の課題を解決するソリューションを提供しています。ヤンマーは“A SUSTAINABLE FUTURE-テクノロジーで、新しい豊かさへ。-”をブランドステートメントに掲げ、次の100年へ向けて持続可能な社会の実現に貢献していきます。
詳しくは、ヤンマーのウェブサイトhttps://www.yanmar.com/jp/about/をご覧ください。


<注記>
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