NEDOグリーンイノベーション基金事業 CO2等を用いた燃料製造技術開発プロジェクトの実施予定先に選定
配信日時: 2022-04-19 15:21:22
IHIは,本日,東京ガス株式会社および国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)との共同提案で,国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「グリーンイノベーション基金事業/CO2等を用いた燃料製造技術開発プロジェクト」の「合成メタン製造に係る革新的技術開発」の実施予定先に選定されました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/89117/32/resize/d89117-32-711944795615f6d1473a-1.png ]
<採択テーマ>
低温プロセスによる革新的メタン製造技術開発
<実施期間>
2022年度~2030年度(9年間)
<主な研究開発内容>
合成メタン製造に係る一連のプロセス(再エネからの水素製造,メタネーション*)の総合的なエネルギー変換効率について,既存技術を上回る効率が見通せる革新的技術を実現する。
1.ハイブリッドサバティエ技術:サバティエ*の反応熱を水電解反応に利用できる一体化デバイス
2.PEMCO2還元技術:PEM(固体高分子膜)を用いて,水とCO2から直接メタンを合成
3.スケールアップ開発:ラボスケールの上記技術を,メタン合成量10 Nm³/h規模にスケールアップし,運転実証
[画像2: https://prtimes.jp/i/89117/32/resize/d89117-32-e2e722af5b1bd41b5004-0.png ]
※メタネーション(サバティエ反応):
触媒を介し,水素(H2)と二酸化炭素(CO2)を反応させることで,反応熱とともに都市ガスの主成分であるメタン(CH₄)を合成する技術および反応。
(関連URL:NEDO採択事業概要(https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101536.html))
IHIは,これまでサバティエ反応によるメタネーションの技術開発を進め,大型化や触媒高度化に取り組んでいます。本実証を通じ,メタネーション技術の多様化および高効率化によって社会実装を加速するとともに,2050年カーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。
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