カイメタが複数軌道の同時接続を実現するマルチビーム機能で新たな米国特許の取得を発表

カイメタの電子制御式フラットパネルアンテナ技術は、2つの異なる全二重ビームを形成することで、接続の冗長性とインテリジェントなデータ管理を実現可能

（米ワシントン州レドモンド）-（ビジネスワイヤ） -- モバイルをグローバル化する通信企業のカイメタ（www.kymetacorp.com）は本日、米国特許商標庁がカイメタ・コーポレーションにマルチビームアンテナ構成の米国特許を付与したと発表しました。この特許は冗長性のある複数軌道の同時接続を実現するものです。

カイメタの革新的な特許技術は、1つのアンテナパネルで2つのビームを同時に生成させることができ、複数のコンステレーションにまたがる2つの衛星のトラッキングと、最初の衛星から2番目の衛星へのシームレスなトラフィックハンドオフを実現します。カイメタのメタマテリアル手法は、複数の異なるビームを形成・受信・送信し、それぞれが独自の受信/送信（RX/TX）接続を行うことで、冗長性のある接続とインテリジェントなデータ管理を実現します。

カイメタのバイスプレジデント兼チーフサイエンティストであるライアン・スティーブンソン博士は、次のように述べています。｢カイメタは一貫して、当社の広範な特許ポートフォリオと技術ロードマップに関連IPを追加することに傾注しています。当社の先進技術は、2つ以上の最重要通信チャンネルを実現するため、エンドユーザーにとって極めて重要な機能を提供します。例えば、2つの低軌道（LEO）衛星に接続する場合でも、1つの静止軌道（GEO）衛星と1つのLEO衛星に接続する場合でも、マルチビーム機能は同時接続を実現し、必要不可欠なバックアップ、データルーティングの最適化、ユーザー体験の向上をもたらします。」

今回新たに登録された特許以外にも、カイメタは2012年の設立以来、米国を含む世界で140件以上の特許とライセンスの交付を受けており、さらに178件を出願中です。この登録特許は、カイメタがその接続ソリューションを継続的に革新・発展させることで、市場で技術的なけん引役となるための活動における重要な前進となります。

今回の特許は、2021年7月13日に登録された米国特許第11,063,661 B2号です。

カイメタについて

カイメタは、移動中の通信とモバイルのグローバル化に対する圧倒的な需要を満たすために、セルラーネットワークと組み合わせたブロードバンド衛星接続の可能性を引き出しています。カイメタ傘下のレプトン・グローバル・ソリューションズは、当社の衛星接続ソリューションをホストしており、顧客の任務要件を満たすかそれを上回るクラス最高の技術と顧客中心のカスタマイズ式サービスをベースとする独自の完全なターンキー・バンドル・ソリューションを市場に提供します。これらのソリューションは、この種類では初の当社の平面衛星アンテナやカイメタ・コネクト接続サービスと連携して、衛星ネットワークおよびハイブリッド衛星セルラーネットワーク上で世界中の顧客に革命的なモバイル接続を提供します。米国や各国の特許・認可に裏打ちされたカイメタの端末は、衛星の方角に向ける機械部品を必要としない軽量スリムで高スループットな通信システムに対するニーズに応えます。カイメタはあらゆる車両、船舶、固定プラットフォームの接続を容易にします。

カイメタはワシントン州レドモンドに本拠を置く非公開企業です。

詳細については、kymetacorp.comをご覧ください。

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