DeFi貸借プロトコルのEulerがParadigmが主導する800万ドルのシリーズAラウンドを完了

プレスリリース発表元企業:Euler

配信日時: 2021-08-27 21:20:00

DeFi貸借プロトコルのEulerがParadigmが主導する800万ドルのシリーズAラウンドを完了



(ロンドン)-(ビジネスワイヤ) -- ユーザーが自由参加方式で自らの貸借マーケットを作ることを可能にする初の貸借プロトコルEulerの開発者が本日、Paradigmが主導する800万ドルのシリーズAラウンドを完了したと発表しました。この新たな資金調達は、今年これからのプロトコルの立ち上げを控えてEulerの開発者チームを拡大するための助けとなり、プロトコルを幅広いDeFiエコシステムに統合するために役立つ支援となります。

Paradigmの投資パートナーのCharlie Noyesは、このように述べています。「DeFi資産のロングテールは膨大で、既存の貸借プロトコルでは十分に対応できていません。Eulerのチームは、新たな拡張可能な形でこのニーズに対応できるものを作り上げており、その開発をサポートできることをうれしく思います。」

リード・シートラウンド投資家のLemniscapがこのラウンドに参加し、そのほか、The Daily GweiのAnthony Sassano、BanklessのRyan Sean Adams、SynthetixのKain Warwick、Uncommon CoreのHasuといった有力エンジェル投資家も参加しました。

このプロトコルについて、Eulerの共同創立者のMichael Bentleyは、「貸し借りを制限するガバナンスの必要なく、ほぼあらゆる暗号資産の自由参加方式での取引が可能になるように特別設計されたものだ」と語っています。

「暗号資産という変動の大きい資産が引き起こすことがあるリスクを制限しながら資本効率の高い形でほぼあらゆる暗号資産の貸し借りを可能にする方法を見出すために、研究開発に多くの時間が費やされました。Eulerは、長期的な保管と利回りの機会を求める個人や組織のために専用に作られています」と、Bentleyは述べています。

Eulerは、主に大学と関係したブロックチェーン開発者の世界的コミュニティーであるEncode Clubによって育成されました。オックスフォード大学の元ポスドク研究者であったBentleyが共同創立者のJack Prior、Doug Hoyteと出会ったのは、昨年夏のEncodeハッカソンでのことでした。

チームの現在の目標は、年末までにプロトコルを立ち上げ、プロトコルを幅広いDeFiエコシステムに統合し、プロトコルの管理を脱集中化されたカストディアンのコミュニティーに引き渡す道筋を付けることです。

Eulerについて

Eulerは、資本効率の高い自由参加方式の貸借プロトコルであり、ユーザーが自分の暗号資産で金利を得ることや、変動の大きい市場に対するヘッジを確保することを可能にし、それを信頼できるサードパーティーなしに実現しています。Eulerは、自由参加方式の貸借市場、反応型金利、保護された担保、MEV抵抗性のある流動化、複数担保安定性プール、サブアカウント、リスク調整ローンなど、DeFiでこれまで見られなかったいくつもの革新技術を備えています。詳細情報については、euler.financeをご覧ください。

Paradigmについて

2018年に設立されたParadigmは、サンフランシスコにある有力な暗号技術投資会社です。当社は、概念形成の最初期段階から成熟段階まで、暗号資産と関連事業に投資しています。Paradigmは、世界各地の人々の自由、自治、経済的メリットを拡大する潜在力を暗号が持っているとの確信を原動力とし、暗号エコシステムを前進させる起業家やプロジェクトへの投資を通じてこの確信をサポートしています。詳細情報については、paradigm.xyzをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。



businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20210827005219/ja/

連絡先
Bella Szabo
bella@euler.xyz

プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ