パーソルキャリア、「月面産業ビジョン協議会」に参画~宇宙産業分野の人的基盤構築を通じ、宇宙ビジネスのさらなる成長を後押し~

プレスリリース発表元企業:パーソルキャリア株式会社

配信日時: 2021-07-13 13:00:00

転職サービス「doda」などを提供するパーソルキャリア株式会社(以下パーソルキャリア)は、政学産からなる「月面産業ビジョン協議会」のメンバーとして2021年7月13日(火)に、井上信治内閣府特命担当大臣(宇宙政策)に対し、日本における月面ビジネスのエコシステム構築に向けた「月面産業ビジョン」を提出しました。

宇宙産業市場は、2040年には世界規模で1兆ドル以上(約109兆円)にまで成長すると予測※されています。これに対し世界各国ではすでに、月でのビジネスを支援するための法律が制定され、科学者や研究者は月での研究活動を、そして民間企業は新たなサービスの開発を進めています。
産業化を視野に入れた月面開拓活動の実現を目的に設立された「月面産業ビジョン協議会」は、将来の月面産業で日本企業が勝ち残るための方策として、産業界の6つの決意と政府への7つの提言を中核とする「月面産業ビジョン ~Planet 6.0 時代に向けて~」をとりまとめました。

長年にわたり人材サービスを営んできたパーソルキャリアは今後、世界的に競争が激しい宇宙産業で、日本の国際競争力を高めるべく、「宇宙人材」の人的基盤の強化に「月面産業ビジョン協議会」のメンバーとして取り組んでまいります。

※:Morgan Stanley「A New Space Economy on the Edge of Liftoff」
https://www.morganstanley.com/Themes/global-space-economy

「月面産業ビジョン協議会」の公式声明は以下の通りです。
<月面産業ビジョン協議会の公式声明>

有史以来、人類は新たなフロンティアを開拓することで、生存圏や経済圏を拡大してきました。近い将来、人類は月近傍や月面にも生存圏を拡大し、月と地球が一体となった新たな経済システムが実現するでしょう。世界各国の政府や先駆的な民間企業は、この機運をすでに捉えはじめています。月での商業活動を支援するための法律が制定され、科学者や研究者は月での研究活動を準備し、民間企業は地球と月を経済的に結びつけるための新しい商業サービスに向けた活動を始めています。このような状況の中、我が国での産業化を視野に入れた月面開拓活動の実現を目的として、政学産からなる「月面産業ビジョン協議会」が設立されました。協議会には、30の企業・団体、国会議員、学識経験者が参加し、様々な分野での月面産業の創生およびエコシステムの形成に向けて必要となる活動についての議論を行いました。そして、数ヶ月にわたる議論と検討を経て、将来の月面産業で日本企業が勝ち残るための方策としての産業界の6つの決意と政府への7つの提言を中核とする「月面産業ビジョン ~Planet 6.0時代に向けて~」をとりまとめました。この「月面産業ビジョン」は、2021年7月13日に井上信治内閣府特命担当大臣(宇宙政策)に手交され、正式に受理されました。本ビジョンが、地球上の課題解決と月面を舞台とした民間主導の新しい産業が創生される「月面産業革命」につながることを祈念しています。

※「月面産業ビジョン ~Planet 6.0 時代に向けて~」全文は、添付の参考資料をご確認ください。

■パーソルキャリア株式会社について< https://www.persol-career.co.jp/
パーソルキャリア株式会社は、-人々に「はたらく」を自分のものにする力を-をミッションとし、転職サービス「doda」やハイクラス人材のキャリア戦略プラットフォーム「iX」をはじめとした人材紹介、求人広告、新卒採用支援等のサービスを提供しています。2017年7月より、株式会社インテリジェンスからパーソルキャリア株式会社へ社名変更。グループの総力をあげて、これまで以上に個人の「はたらく」にフォーカスした社会価値の創出に努め、社会課題に正面から向き合い、すべての「はたらく」が笑顔につながる社会の実現を目指します。

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