<コロナ禍でのシニア調査>友人とのお出かけ『減った』94% ネットショッピング『増えた』41% おうち時間の充実がキーワード
配信日時: 2021-06-22 11:00:00
シニア向け新築マンション分譲事業などをおこなっている株式会社フージャースケアデザイン(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大久保将樹)は、入居者の50代~80代の男女216名を対象に、新型コロナウイルス(COVID-19)※(以下コロナと記載)の感染拡大から約1年半経過し、健常で比較的時間にも経済面にも余裕がある高齢者が実際にどのような生活を過ごしているか、主に消費や活動の観点で実態調査を実施いたしました。
[調査概要]
調査の方法/紙アンケート直接投票
調査の対象/シニア向け分譲マンション入居者
有効回答数/216名(平均年齢78歳・男女比 3:7)
調査の期間/2021年5月19日(水)~28日(金)
01. 買い物について
[画像1: https://prtimes.jp/i/81713/1/resize/d81713-1-254696-0.png ]
日常の買い物について、来店回数については平均は2.36回(加重平均/週)。週1・2・3回が各約25%となっております。コロナ前との比較においては「減った」という回答が63%となっており想像通り影響は大きいです。一方で26%の方が「増えた」と回答しています。外食などが困難となり、家庭内での食事の食材調達などが影響していると思われます。
02. 友人家族との交流について
■コロナ禍での友人との交流
[画像2: https://prtimes.jp/i/81713/1/resize/d81713-1-121859-1.png ]
■コロナ禍での家族との交流
[画像3: https://prtimes.jp/i/81713/1/resize/d81713-1-449406-2.png ]
友人との交流を調査すると、お出かけは「減った」が94%と大きく減少しています。メール・LINEは「増えた」69%、「減った」24%と実交流の代替として機能しているものの、電話での交流は「増えた」47%、「減った」46%と拮抗しています。実のお出かけでの交流の大きな減少に影響して、行き先を決める、約束をする、感想などを共有するなどの行為も減少していると想定され、関係性の希薄化、社会関与の低減にも影響が出ている可能性があります。家族との交流も比較的似た結果となっています。お出かけは「減った」が90%、メールLINEは「増えた」62%、「減った」28%、電話は増えた「50%」、「減った」43%となりました。友人に比べて影響は若干小さいものの、類似の傾向となっています。
03. 通信手段について
[画像4: https://prtimes.jp/i/81713/1/resize/d81713-1-739706-3.png ]
ネットショッピングは53%が利用せず、47%が利用しています。「増えた」が41%、「減った」が2%、「変わらない」が4%となっており、圧倒的な増加傾向が見られます。コロナを機会に利用を開始した層もいるのではないでしょうか。贈答品(お中元・お歳暮等)についてもネット経由が16%※となりました。参考までにスマートフォンの所有率も調査しましたが、76%が所有しており、実に4人に3人がスマートフォンユーザーとなっています。※回答者の内、贈っていない、未回答を除く割合
[画像5: https://prtimes.jp/i/81713/1/resize/d81713-1-685613-8.jpg ]
動画配信サービスについては利用率が約3割。利用する人の内、YouTube利用割合が84%と圧倒的に高いです。次点がアマゾンプライム19%、Netflix10%とサブスクリプションサービス利用者も一定数います。健常高齢者の内、サブスク利用者は1割程度の模様です。
生産年齢世帯の動画配信(サブスク)利用率が3~4割程度と比較すると、低利用率ではありますが、スマホ・タブレット機器等の普及も高齢者が遅れて普及した事も鑑みると、時間や経済面に余裕のある高齢者のこれからの利用増加は十分に可能性があると思われます。
04. おうち時間の充実について
[画像6: https://prtimes.jp/i/81713/1/resize/d81713-1-278037-5.png ]
食費についてはコロナ前後で「増えた」23%、「減った」18%と大きな傾向はありませんでした。「変わらない」が59%となっています。外食が減ったことを考えると、「減った」割合が想定より少なかったです。一方で「増えた」も23%となっており、コロナでの限定された生活において食事にかける費用を増やす人も一定数いました。コロナ禍での具体的な活動については、増加したものが、1位:TV(48%)、2位:読書(31%)、3位:運動(22%)、4位:睡眠(20%)、5位:趣味(14%)となりました。基本的には一人で行える活動が増えたという結果となっています。
05. 1年以内に購入した高額な買い物について
[画像7: https://prtimes.jp/i/81713/1/resize/d81713-1-516463-6.jpg ]
金額については、左記の通りとなっています。
品名毎に記すと、1位衣服12件、TV9件、車7件、冷蔵庫6件、掃除機4件となりました。累計で整理してみると、家具家電54件と有効回答の5割弱が購入しています。おうち時間の充実については、高齢世帯でも同様の傾向があります。
[画像8: https://prtimes.jp/i/81713/1/resize/d81713-1-289183-9.png ]
■会社概要
株式会社フージャース ケアデザイン
https://www.hoosiers.co.jp
現在、7物件を運営、2物件を分譲中(2021年6月末現在)
所 在 地 : 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町四丁目3番16号 柳屋太陽ビル2階
設 立 日 : 2015年7月1日
資 本 金 : 400百万円
代 表 者 : 代表取締役社長 大久保 将樹
事 業 内 容 : シニア向け新築マンション分譲事業、
シニア向けマンション管理・運営事業、介護保険事業
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