『本物をまなぶ学校 自由学園』 ユニークな学び・実践を各界識者が探求した1冊

プレスリリース発表元企業:学校法人 自由学園

配信日時: 2021-04-24 13:07:07

学校法人自由学園(東京都東久留米市)幼稚園から大学部までの私立一貫教育校

創立100周年を今年迎えた自由学園。創立者羽仁もと子・吉一夫妻の掲げた「生活即教育」の理念の下、教室での学びにとどまらず、学校や寮での生活を、生徒が自分たちの手で運営し創り出す独自の学びを実践してきました。
婦人之友社が企画編集し、自然の豊かなキャンパスで繰り広げられている自由学園の学び・実践を、各界の識者が探求・執筆してくださり、書籍『本物をまなぶ学校 自由学園』が完成しました。
2021年4月30日(金)に発売されます。




■書籍『本物をまなぶ学校 自由学園』について
自由学園が創立100周年を迎えるに際し、創立者を同じくする婦人之友社により自由学園の教育を伝える本の発行が提案・編集され、本書『本物をまなぶ学校 自由学園』が完成しました。
子どもたちの教育に関心をお持ちの方をはじめ、多くの方にお読みいただきたいと願っています。
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「すべてはここから始まった!」
 ―坂本 龍一(作曲家)-

「キャンパスはぜいたく、教育はユニーク、でも、一番魅力的なのは子どもたち!」
 ―島村 菜津(ノンフィクション作家)-

「学校とは、霧のように絶えず形を変え、川の流れのように止まることのない動的な共同体である。」
 ―福岡 伸一(生物学者)-

■主な執筆者
取材執筆:島村菜津(ノンフィクション作家)
特別寄稿:
辻信一(文化人類学者)・坂本龍一(作曲家)・福岡伸一(生物学者)・内田樹(思想家)・末吉里花(エシカル協会代表理事)・渡辺憲司(文学博士)・井田典子(横浜友の会*あさイチでおなじみのスーパー主婦)
特別対談1:
秋田浩之(日本経済新聞社コメンテーター)×太田昌克(共同通信社論説委員*報道ステーションコメンテーター)
~物事の本質をつかむ人間力はどのように鍛えられたか~
特別対談2:
梶谷宣子(染織美術品保全修復員)×羽仁曜子(『婦人之友』編集長)
~地球人として、世界のどこにいても。「ものを観る眼」その原点~
自由学園長インタビュー:高橋和也学園長 聞き手 山崎亮(studio-L代表)

綴じ込み付録:キャンパスマップ 中村みつを(イラストレーター)
写真:公文健太郎(写真家)

辻 信一(文化人類学者)
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*寄稿『”輝かしい未来”の庭』より抜粋
それは、教育と生活との、頭と体と魂との、過去と未来との、個人と社会との調和を志し、それを実際に学校という場で、試し、つくりだす自由だ。




末吉 里花(エシカル協会代表理事)
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*寄稿『社会とつながる「えんがわ」のような存在』より抜粋
私は一人の百歩より100人の一歩が世界を変える力を持っていると思っています。自由学園の教育は、100年の歩みの中で、この一歩を踏み出す小さな実践者を育み続けてきたのだと思います。


■目次
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1章 木々と光の美しい3万坪の校庭
2章 自分で考える、生活に学ぶ
3章 食堂が真ん中にある学校
4章 自分が使う机と椅子を作る
5章 描くものは 生活の中に
6章 社会に働きかける
7章 国際化と変化の時代に

■詳細
書名:『本物をまなぶ学校 自由学園』
定価:1,650円(税込)
判型:A5判変型 192頁
編集:婦人之友社
発行日:2021年4月30日
婦人之友社ホームページ 紹介欄 https://www.fujinnotomo.co.jp/book/essay/b2243/
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■自由学園とは
自由学園は1921年に東京の池袋で創立。女学校として始まり、その後発展しキャンパスを現在地(東京・東久留米市)に移転して、現在は3万坪の自然の豊かなキャンパスで、幼稚園から大学部までの一貫教育を行っています。加えて45歳以上対象のリビングアカデミー、未就園児対象の「2才児プレ」もあり、あらゆる世代が集い学ぶ学園となりました。
(創立当初の校舎は、現在は重要文化財となっているフランク・ロイド・ライトと遠藤新共同設計の自由学園明日館。)

創立者の羽仁もと子・吉一は共にクリスチャンでジャーナリスト。自由学園に先立ち雑誌『婦人之友』(創刊時は『家庭之友』)を1903年に創刊。自身の娘たちを育てつつ社会に発信していく中で、よりよい社会を創るためには教育が大事であると強く思うようになり、自由学園の創立に至りました。子どもたちには知識や手続きを教えるのではなく、物事の本質を知ることのできる学びが必要だと考え、さらに学びは教室の中にだけあるのではない、生活にあることすべてが学びにつながると考えたのです。
以来、100年にわたって、生徒自身が協力しながら学校という一つの社会を創り出す「生徒が創る学校」として歩んできました。そして今、新しい100年に向けて新たな学校創りが始まっています。

自由学園は1学年1クラスの小さな学校ですが、中等科以上は寮があり、全国各地また海外から生徒が入学しています。学校全体が家族のようなあたたかい社会でありたいと願っています。
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■自由学園関連情報
学校法人自由学園
〒203-8521 東京都東久留米市学園町1-8-15
自由学園ホームページ   https://www.jiyu.ac.jp
自由学園創立100周年記念サイト  https://www.jiyu.ac.jp/100th/
自由学園100人の卒業生+  https://www.jiyu.ac.jp/jgs100/
YouTube 学校法人自由学園チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCJW2CN7VwfmY2ZuOQrPfN9A/videos

■本プレスリリースに関する連絡先
自由学園広報本部
〒203-8521 東京都東久留米市学園町1-8-15
e-mail:kh@jiyu.ac.jp

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