抗ウイルス『スキルフリー(R) 避難時用マットV』を発売

プレスリリース発表元企業:古河電気工業株式会社

配信日時: 2020-11-27 10:36:02







~災害時に避難所で優れた機能を発揮する避難時用マットに、抗ウイルス性能を付与~

● 抗ウイルス性能を付与した『スキルフリー(R) 避難時用マットV(ヴイ)』を12月より発売します

● 複数の自治体で採用されている『スキルフリー(R) 避難時用マット』の優れた機能をそのままに、感染症対策のニーズに対応
● 当社のフォーム技術を活用し、社会の安全・安心に貢献する機能製品を提案して参ります

 古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区丸の内2丁目2番3号、代表取締役社長:小林敬一)は、今年7月に発売した発泡ポリエチレン製の避難時用マットに抗ウイルス性能を付与した『スキルフリー(R) 避難時用マットV』を開発し、12月より販売を開始します。これまでの避難時用マットの優れた機能はそのままに、抗ウイルス性を付与したことで、より安心して避難いただける避難所となるよう環境改善に貢献します。当社では、技術を活かし、防災・減災への積極的な取組みを通して安全・安心・快適な社会の実現に貢献して参ります。

■背景
 近年、震災や豪雨、台風による水害等、各地で様々な災害が発生しており、これら被災地では、多くの避難所生活者が不自由な生活を強いられ、時に長期化を呈することもあります。弊社では、避難生活者に不自由なく避難していただくために『スキルフリー(R) 避難時用マット』を今年7月に販売しました。『スキルフリー(R) 避難時用マット』は、当社が世界で初めて開発した化学架橋ポリエチレンフォーム「フォームエース(R)」を使用した、断熱性・クッション性に優れ、保管スペースを必要としない製品です。壁への設置・着脱・組立が容易で、壁緩衝材・床マット・パーティションの3つの機能を兼ね備えています。その後、新型コロナウイルスの感染拡大により安全意識が向上するなか、抗ウイルス仕様の製品を求める声を受けて今回の開発に至りました。


■内容
 このたび、永年培った樹脂発泡技術と新たに開発した抗ウイルス剤担持技術を組み合わせることにより、『スキルフリー(R) 避難時用マットV』を開発しました。


[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/1782/43422/300_257_202011261659505fbf607631679.jpg
 

試験結果:24時間で、初期値から99%以上のインフルエンザウイルス(A型H1N1)抑制を確認。
※25℃で24時間静置した平板試験片を使用した抗ウイルス性試験での検証結果であり、試験手順はISO18184(https://www.iso.org/home.html
)を参考にしています。第三者機関による試験結果であり、保証値ではありません。
また、全てのウイルスに対し同様の結果が得られるとは限りません。




■製品概要
● サイズ:1,800mm×880mm t=30mm
(たたみ1畳とほぼ同じ大きさ)
● 重さ:約1.2kg/枚


壁緩衝材 使用時[画像2]https://user.pr-automation.jp/simg/1782/43422/300_218_202011261701095fbf60c5679c6.jpg
● 特別な工具を使用せず、簡単に壁へ取り付けられます。
● 複数枚を重ねて設置でき、着脱も容易です。









床マット 使用時[画像3]https://user.pr-automation.jp/simg/1782/43422/300_225_202011261701505fbf60eed4bd9.JPG
● マット表面に凹凸加工を施し、クッション性を高めています。
● 発泡ポリエチレン製による優れた断熱性で、床の冷たさを緩和します。
● 独立気泡構造で吸水しないため、水などをこぼしてもすぐに拭き取れます。








パーティション 使用時[画像4]https://user.pr-automation.jp/simg/1782/43422/300_165_202011261702195fbf610ba365a.jpg
● 特別な工具を使用せず、簡単に組み立てられます。(当社施工テストでは1分/区画)
● ゾーニングにより、ウイルスの飛沫防止に役立ちます。








製品情報
スキルフリー(R) 避難時用マット
https://www.furukawa.co.jp/foam/mat/index.html

※『スキルフリー』は古河電気工業株式会社の登録商標です。


■古河電工グループのSDGsへの取り組み
当社グループは、「世紀を超えて培ってきた素材力を核として、絶え間ない技術革新により、真に豊かで持続可能な社会の実現に貢献します。」を基本理念に掲げて、4つのコア技術(メタル・ポリマー・フォトニクス・高周波)を軸に、事業活動をしています。さらに、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、当社グループの事業領域を明確にした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定し、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。

[画像5]https://user.pr-automation.jp/simg/1782/43422/350_247_202011261700045fbf60847d9c2.jpg


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