JICA「中小企業・SDGs ビジネス支援事業」において、弊社の提案が採択されました

プレスリリース発表元企業:株式会社3eee

配信日時: 2020-10-14 14:00:15

株式会社3eee(代表取締役:田中 紀雄、以下「3eee」)は独立行政法人国際協力機構(以下、JICA)の「中小企業・SDGs ビジネス支援事業」において、弊社が提案した「FC 方式による通所型介護サービスの導入に係る案件化調査」が2020年9月24日、今年度第1回公募で採択されました。北海道内での採択案件数は本案件を含めて2件目、北海道企業による福祉分野での案件化調査採択は初となります。



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【JICA「中小企業・SDGs ビジネス支援事業」とは?】
本事業は、開発途上国の開発ニーズと本邦民間企業の優れた製品・技術とのマッチングを行い、「SDGs達成に貢献するビジネス(SDGsビジネス)」及び開発途上国の抱える課題の解決を図り、ODA(政府開発援助)を通じた二国間関係の強化や経済関係の一層の推進を目的としています。本事業は基礎調査・案件化調査・普及実証の3事業がありますが、この度、3eeeはベトナム国を対象として「FC方式による通所型介護サービスの導入に係る案件化調査」を提案し、2020年度第1回公募において採択されました。

【ベトナム国の現状と課題】
ベトナム国は若年層が多く、出生率が高い一方、高齢化の進行は早く、2034年には高齢社会(65歳人口の占める割合が14%以上)に突入することが確実とされています。本国では伝統的な家族介護文化が色濃く残るものの、一方、都市部では経済成長に伴う核家族化・共働きが一般的になりつつあります。その中で、高齢者のご家族や扶養者の中で、在宅介護に対する現実的ニーズが高まっています。特に比較的介護度が低い高齢者に対する通所型介護サービスは、介護度の進行を抑制し、利用者の自立支援を促すことができるため、導入・整備が求められています。


【3eeeが提案した案件化調査の概要】
ベトナム国での高齢化の進行、高まる在宅介護サービスへのニーズに対し、特に在宅生活を継続しながら介護サービスが受けられる通所型介護サービスが求められます。これに対し3eeeでは日本で培った通所介護事業のノウハウをもとに、今後急速に高齢社会を迎えるベトナム南部のホーチミン市を中心に同サービスをフランチャイズ方式で普及させ、ベトナム人高齢者の介護状態の改善、進行の抑制、予防、自立支援を促進するビジネス展開を目指します。また、日本における介護人材不足は深刻で、3eeeにおいても現地進出を念頭に自社でベトナム人材を受け入れ、OJTによる育成を開始しています。日本で受け入れているベトナム人材が帰国した際に母国の事業所スタッフとして着任することで、高齢社会に突入するベトナム国における在宅介護を浸透させると同時に、ベトナム人介護人材を継続的に確保して日本での介護人材不足に対応し、人材の国際循環の実現を目指します。

【本提案がベトナム国及び日本にもたらす貢献可能性】
3eeeが提供するサービスは高齢者・障がい児者の自立・回復を支援するもので、これらはベトナム国の高齢化に伴う諸問題(介護度の重度化、社会保障負担の増加、本人や家族等の地域負担の増加等)の予防や抑止、解決に資するものです。また、通所型介護サービスの導入によって高齢者の社会復帰、家族の負担軽減等によるクオリティ・オブ・ライフ(QOL)の向上、社会保障負担の軽減、健康長寿による地域活性化等の効果が期待できます。さらに、異業種や未経験者も参入可能なフランチャイズ方式であるため、ベトナム国内において様々な業種からの参入と複数展開を可能とし、同時に就業先も確保します。

【貢献を目指すSDGsのゴール】
3eeeは本提案を通じて、持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みへの貢献を目指します。


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【3eeeについて】
社名:株式会社3eee
所在地:北海道札幌市中央区北4条西6丁目1-3
設立:2010年8月26日
資本金:1億3,300万円(資本準備金含む)
代表者:代表取締役 田中 紀雄
事業内容:
●通所介護事業、地域密着型通所介護事業、居宅介護支援事業
●障がい児通所支援事業、共同生活援助事業
●上記のフランチャイズチェーン事業
●スクール事業
URL: http://www.3eee.co.jp

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