グッドデザイン賞9年連続受賞 累計25点に 家守りからまち守り、まち守りから地球守りへ

プレスリリース発表元企業:株式会社アキュラホーム

配信日時: 2020-10-01 16:26:03

「災害時支援施設」と「カンナ削りの木のストロー地産地消モデル」でダブル受賞

木造注文住宅を手がける株式会社アキュラホーム(本社:東京都新宿区、社長:宮沢俊哉)は、「災害時支援施設」と「カンナ削りの木のストロー地産地消モデル」の2作品で2020年度グッドデザイン賞を受賞しました。9年連続、累計25点となります。今回、受賞した「災害時支援施設」は、災害発生時に、地震や台風などに強い当社住宅展示場を支援施設として地域住民の皆さまに開放するという、日本で初めての取り組みとして高く評価されました。また、カンナ削りの木のストローは昨年度「ウッドストロープロジェクト」としても受賞しておりますが、今回は、地元の木材を地元の経済の循環や雇用促進、環境意識の醸成に役立てていただくという、今までになかった地域貢献のあり方に高い評価をいただき受賞に至りました。住み良い住宅をつくるだけではなく、地域に根ざすホームビルダーとして、地域の皆さまに貢献できる取組をこれからも続けてまいります。




【受賞1:災害時支援施設】 住宅展示場の建設=地域の安心感という価値観

2019年9月、モラージュ菖蒲展示場(埼玉県久喜市)に、日本初『もしもの時に「災害時支援施設」に変わる展示場』が誕生しました。アキュラホームではこれまで、井戸付き住宅や太陽光発電と電気自動車をセットにした住宅など、地域に根差すホームビルダーならではの視点で、平時は暮らしやすく、もしもの時には安心安全に住み続けられる災害に強い住まいの開発とまちづくりに力を入れてきました。今回の受賞は、展示場を災害時の支援施設にするという、ありそうでなかった地域貢献が高く評価されました。今後はアキュラホームグループだけでなく、災害施設としての活用が住宅業界に浸透し、「住宅展示場の建設=地域の安心感」という価値観の先駆けとなるよう、働きかけてまいります。

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【受賞2: カンナ削りの木のストロー地産地消モデル 】 1本のストローで地域を元気に

森林保全による土砂災害の抑止や [食品 が含まれている画像 自動的に生成された説明] 深刻な環境問題になっているプラスチックごみ問題を解決したいという思いで開発したカンナ削りの「木のストロー」は、G20大阪サミットで採用され、海洋問題・森林問題・資源問題の3つを解消できるアイテムとして注目されました。本モデルでは、地元間伐材を使い、地元の人たちが作り、地元の人たちが使うことで、雇用創出と環境意識の醸成につなげるものです。2019年11月に、横浜市及びヨコハマSDGsデザインセンターと連携してスタートしたこの取組は、卸売りの実績を作り上げたことや、地元障がい者施設に製作を依頼することで障がい者雇用も促進するなど、地域の生産モデルとして今後、全国に広く普及が期待できるものとして高く評価されました。

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【アキュラホームの災害支援施設】


住宅展示場は最先端の防災設備

アキュラホームグループが考案・開発した最先端の設備が整った住宅展示場は、「災害に強い住まい」であるにもかかわらず、これまでショールームとしての役割しかありませんでした。そこで、もしもの時には住宅展示場を地域の皆さまに開放し、災害支援の拠点として活用していただくことで、安心安全をお守りします。


自然の力で人々を守る家

災害支援施設では、太陽光発電設備でつくった電気を、常駐する電気自動車に充電しています。災害発生時には、これを大容量蓄電池として活用することで、被災者の携帯電話やノートパソコン、充電式の簡易照明機器等の充電を行うことができます。また、空調も動かせますので、避難してきた方を暑さ、寒さから守ることもできます。そしてさらに、アキュラホームの展示場には、断水時には強い味方となる「井戸」があります。トイレや洗濯などの生活用水として使用できるので、被災者の不安を少しでも和らげることができるはず。もしもライフラインが分断され、最先端の設備が動かなくなってしまったような時でも、自然の力を借りて、地域の皆さまを守れるような工夫が凝らされています。


日産自動車と業界初の災害連携協定を締結

2019年10月に日産自動車株式会社及び各エリアの日産自動車株式会社と、災害時における電気自動車(EV)による電力供給に関する災害連携協定を締結しました。これにより、各拠点に日産リーフを常備し、災害時にはリーフから電力を供給いたします。また、万が一電力供給ができなくなった際には、要請により、新たな電気自動車の貸出が行われます。


住宅展示場の建設=地域の安心感

アキュラホームの災害時支援施設は2020年6月現在、全国6拠点ですが、さらに増強してまいります。今後はアキュラホームグループだけでなく、災害施設としての活用が住宅業界全体に浸透してスタンダードとなり、「住宅展示場の建設=地域の安心感」という価値観の先駆けとなるよう、働きかけて参ります。

【アキュラホームの「カンナ削りの木のストロー 地産地消モデル」】


地方自治体に「木のストロー」のノウハウを提供

世界初のカンナ削り技法を応用し、間伐材を有効利用した「木のストロー」は、G20大阪サミット2019の会場で採用され、各国のVIPからも大きな支持をいただきました。アキュラホームが開発した、この技術と、製造から販売までのノウハウを地方自治体に提供するのが、この「地産地消モデル」です。もちろん、提供だけでなく、高い基準の安全基準を設定し、外部機関とダブルで検品及び検査を担うことで、木のストローの安全性を担保します。


今ある設備で、誰にでも作れる製造方法を開発

木のストローの特長の一つは、その製造方法にあります。
間伐材を薄くスライスした材料を巻くことで、誰にでも作れてしまうのです。また、間伐材をスライスするのにも、特別な設備は必要ありません。地元の林業従事者が従来お持ちの機械でスライスすることができます。そして、スライスされたシートは安全性の高い接着剤を塗って巻くだけで、どこでも、誰でも、木のストローを製作できます。横浜市の地産地消モデルでは、地元障がい者施設に製造を依頼。障がい者の雇用創出にもつながっています。

お荷物だった間伐材で、地域に経済的なメリットを

従来、間伐材は商品としての使用用途がなかったため、地方自治体も積極的な間伐が行えず、山林を健全に保全できないという問題がありました。「木のストロー」は、この間伐材を有効利用している点も、大きな特長です。これまで地方自治体や林業従事者のお荷物でしかなかった間伐材で、経済的なメリットを得ることができるのです。


これまで数多くのグッドデザイン賞を受賞しています~9年連続受賞・累計25点に~
<2019年>
「カンナ削りの“木のストロー”」 
海洋問題・森林問題の解決のため、間伐材を活用し、開発した世界初の木のストロー。

「サステナブルなまちなみ管理システム」
各住戸の太陽光発電を一括売電して管理費0円システムを実現。

「浦和美園E-フォレスト2019」
スマートエネルギー特区の先進的な環境タウン。

<2018年>
「つくば支店 住まいと暮らしサロン」
一方向湾曲版構造の吊り梁が特徴的な中規模木造建築物

「港北展示場 キラクノイエ」
現代の多様化するニーズに対応できるCLTを利用した展示場

「ヒルサイドテラス若葉台 センターハウス」
大空間を実現するラミナ張弦梁工法

<2017年>
「在来木造建築業界の未来を変える建築体制イノベーション」
大工、大工サポートチーム、ジャストイン配送システムが相互に支援しあう建築体制

<2016年>
「普及型中大規模木造オフィス」
アキュラホーム埼玉北支店(埼玉県熊谷市)3階建てオフィス棟

「住宅建築資材の新配送システム」
建築現場の末端に至るまで徹底的にシステム化したビジネスモデル

<2015年>
「JAHBnet(ジャーブネット) 全国工務店の相互支援ネットワーク」
全国250社の工務店による相互支援ネットワーク
未来づくりデザイン賞(経済産業省商務情報政策局長賞)受賞

「AQレジデンス 瀬田モデル」
都市に暮らす夫婦が住みごたえを追及し住みこなしていく住まい

「AQレジデンス ニーズを充足する選択的住宅建築」

<2014年>
「住みごこちのいい家~暮らしを豊かにするソリューション~」
生活者の価値を最大化する商品開発システム

「顧客と育つナレッジネットワーク―永代ビルダー塾―」
約 320 社の工務店の活動をネットワーク化

<2013年>
「リーディングプロジェクト」  顧客を守るセーフティーネット
「リリーフ住宅」未来の住宅価値創造

<2012年>
「木望の未来プロジェクト」 工務店によるCSR活動
「木和美(きわみ)」【LCCM】地域に適合した先進的エコ住宅を建築可能にするシステム

<2010年>
「アキュラシステム」 
地域工務店による家づくりを適正価格で実現する工務店経営支援システム

<2008年>
「オプティス・サスティナブル」
新築住宅における価値持続の仕組みと暮らし方をサポートする様々なサービスメニューの構築

「JAHBnet・リノベーションデザインプロジェクト」
地域工務店と住まい手、職人との新たな連携によって既存住宅の価値を再創造する仕組み

<2006年>
「ガラスウォール(耐力壁)」
大空間・大開口ニーズに対応できる、光が通り抜ける耐力壁

<2005年>
「匠階段」 伝統工法の木組みの技術を再現して木だけで組まれた階段

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