女性ホルモンを含む薬や女性ホルモン様作用が期待できるサプリメント・食品の使用および婦人科利用に関する意識調査結果

プレスリリース発表元企業:株式会社ダイセル

配信日時: 2020-08-24 13:30:00

株式会社ダイセル(本社:大阪市北区、代表取締役社長:小河義美)が運営する大人のウェルエイジング・ブランド「WELLMETHOD(ウェルメソッド、https://wellmethod.jp )」は、全国の20代以上の女性を対象に、女性ホルモンを含む薬や女性ホルモン様作用が期待できるサプリメント・食品の使用および婦人科利用についてアンケート調査を実施いたしました。



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調査概要


対象:全国20代以上の女性回答数:583名
実施日:2020年6月5日
方法:インターネット調査
結果詳細:https://wellmethod.jp/wp-content/uploads/2020/07/30ca4a1922821112de548ec284901612.xlsx



ピル等の女性ホルモンを含む薬の使用 20代、30代女性は低い抵抗感

■避妊目的のピル使用、20代、30代の約4~5割が肯定的


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女性ホルモンを含む薬(ピル)について「避妊目的のために使用すべきである」という質問に対し、20代、30代では「強くそう思う」、「そう思う」の回答合計がそれぞれ45.7%、49.1%であった一方で、50代は28.7%、60代は18.3%と、若年層であるほど避妊目的での使用に抵抗がないことがわかりました。60代にいたっては、「思わない」、「全く思わない」の回答合計が26.1%と、否定的な意見が肯定的な意見を7.8ポイント上回りました。

■婦人科利用に抵抗感を持つ人が約6割


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「婦人科を利用することについて、抵抗感がありますか?」の質問に対しての回答は、「非常にある」が22.8%、「ややある」が43.1%、「あまりない」が24.2%、「全くない」が9.9%という結果で、婦人科利用に抵抗感を持つ人が約6割に上りました。

■婦人科利用の抵抗感、20代、30代は他年代より低いながらも5割を超える


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「婦人科を利用することについて、抵抗感がありますか?」という質問への年代ごとの回答は、20代、30代は「非常にある」「ややある」が、「あまりない」「全くない」を多少上回るものの、40代以上の他の年代と比べると、「あまりない」「全くない」の合計が10ポイント以上高く、抵抗感を持つ人と持たない人の差が僅差であることがわかります。

一方、年齢層が上がるに従って、「非常にある」「ややある」の割合が「あまりない」「全くない」を大幅に上回りました。この結果、若年層であるほど、婦人科を利用することへの抵抗感は相対的に低いことがわかりました。

しかしながら、20代、30代でも婦人科を利用することに抵抗がある割合(「非常にある」「ややある」の合計)は、20代で55%、30代で54%といずれも5割を超えています。日本は「ピル後進国」とされますが、海外では、低用量ピルだけでなく、緊急避妊薬(アフターピル)を含めて処方箋がなくても薬局で購入できる国が増えています。日本では、どちらも産婦人科の受診が必須ですが、昨今、オンライン診療による低用量ピルの処方への需要や、緊急避妊薬(アフターピル)の市販化への需要が増えている背景には、昨今の新型コロナウイルスによる外出自粛の影響に加え、本調査が示すような女性の婦人科利用への抵抗感の高さも一因であると考えられます。なお、回答を居住地別に分析したところ地域差は認められなかったことから、日本における全国的な意識であると推測されます。




ホルモンバランス起因の不調に対する薬・サプリメントについて、女性の活用意向は約5割

■ホルモンバランス起因の不調に対する薬とサプリメントの活用意向はともに約5割

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女性ホルモンを含む薬の使用について、「閉経前後、ホルモンバランスの崩れによって生じる不定愁訴を和らげるために、ぜひ活用すべきである」という質問に対し、「強くそう思う」が7.7%、「そう思う」が41.5%、「思わない」が6.7%、「全く思わない」が2.6%という結果になりました。

一方、女性ホルモン様作用のあるサプリメントの使用について、「ホルモンバランスの乱れによって生じる不定愁訴を和らげるために、ぜひ活用すべきである」の質問については、「強くそう思う」が8.9%、「そう思う」が42.5%、「思わない」が5.7%、「全く思わない」が2.6%という結果でした。

「強くそう思う」、「そう思う」の肯定的な回答の合計を比較すると、女性ホルモンを含む薬の使用については49.2%、女性ホルモン様作用のあるサプリメントの使用については51.4%で、両者の間に大きな差はなく、サプリメントも薬と同程度に、ホルモンバランス起因の不定愁訴を和らげる効果を期待されていることがわかりました。

■閉経前後の女性らしさの維持は、薬よりもサプリメントに期待する人が多い
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女性ホルモンを含む薬の使用について、「閉経前後、女性らしさの維持のためにぜひ活用すべきである」という質問に対し、「強くそう思う」が4.1%、「そう思う」が26.1%、「思わない」が13.7%、「全く思わない」が4.8%という結果になりました。

一方、女性ホルモン様作用のあるサプリメントの使用についての同様の質問では、「強くそう思う」が4.8%、「そう思う」が31.0%、「思わない」が11.5%、「全く思わない」が4.6%でした。

「強くそう思う」、「そう思う」の肯定的な回答の合計を比較すると、女性ホルモンを含む薬は30.2%なのに対し、女性ホルモン様作用のあるサプリメントは35.8%で、サプリメントの活用意向が、薬の活用意向を5ポイント以上上回る結果になりました。

■副作用を心配する人の割合は、薬もサプリメントも約3割
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女性ホルモンを含む薬の使用について、「副作用などが心配なので使用しない方がいい」という質問に対し、「強くそう思う」が6.5%、「そう思う」が23.7%、「思わない」が12.3%、「全く思わない」が3.8%でした。

一方、女性ホルモン様作用のあるサプリメントの使用における副作用への心配については、「強くそう思う」が6.0%、「そう思う」が22.1%、「思わない」が11.8%、「全く思わない」が3.8%という結果になりました。

「強くそう思う」、「そう思う」の合計を比較すると、薬の使用については30.2%、サプリメントの使用については28.1%と、どちらも3割近い女性が副作用について心配していることがわかりました。

この結果から、薬のみならず、サプリメントにおいても副作用の有無、具体的な副作用の可能性についての情報が不足している現状がうかがえます。女性ホルモンの変化を感じる40代以上の女性に向けて、ウェルエイジングを推奨しているWELLMETHOD(R)では、オウンドメディアなどを通して、今後も正しい情報提供を行ってまいります。




女性ホルモン様作用が期待できる成分の認知度、「大豆イソフラボン」に続いて「エクオール」がランクイン!


■女性ホルモン様作用が期待できるサプリメント、40代、50代の認知度は約4割
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「女性ホルモン様作用が期待できるサプリメントや食品があることをご存知でしたか?」の質問に対する「はい」の割合は、40代は38.1%、50代は42.6%と、これらのサプリメントや食品の認知度は、他の年代に比べてやや高いことがわかりました。

この結果は、40代、50代は更年期障害やホルモンバランスの乱れを強く意識する年代のため、情報感度が高いことに起因すると考えられます。

一方で、全世代で「いいえ」と答えた人の割合が「はい」を上回っており、女性ホルモン様作用が期待できるサプリメントや食品についての認知度は、今後の正しい情報の発信によってさらに伸ばせる可能性があることがわかります。

■女性ホルモン様作用が期待できる成分/食品としての認知度が高いのは「大豆イソフラボン(93.2%※)」
「エクオール(58.0%※)」
※女性ホルモン様作用があるサプリメントについて認知していた205名中
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女性ホルモン様作用があるサプリメントについて認知していた205名(全体の35.2%)に対して、「選択肢にあるサプリメントの成分や食品について、女性ホルモン様作用があると思われるものを全て選んでください」と尋ねたところ、「大豆イソフラボン」が最も認知度が高く、205名のうち93.2%にあたる191名が知っていると回答しました。

ダイセルが原料開発・販売をしている「エクオール」は、「大豆イソフラボン」に続いて2位にランクインしました。エクオールを認知していたのは、205名中58.0%にあたる119名でした。

エクオールとは、大豆イソフラボンが、摂取後に腸内細菌によって代謝された物質で、エストロゲンによく似た構造を有しています。そのため、女性ホルモン様作用が期待されます。イソフラボンを摂取して効果が出る人と出ない人の違いは、腸内でエクオールに転換できるかどうかの違いと考えられています。腸内細菌の有無やエクオール産生能力の有無によっては大豆イソフラボンを摂取してもエクオールに代謝できない人もいるため、エクオールとしての摂取が注目を浴びています。

■サプリメントの活用意向1位は「ホルモンバランスの乱れによって生じる不定愁訴を和らげる」
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女性ホルモン様作用のあるサプリメントについて、四つの目的ごとに活用意向を質問したところ、活用すべきかとの問いに「強くそう思う」、「そう思う」と回答した合計の1位は、「ホルモンバランスの乱れによって生じる不定愁訴を和らげるため」(「強くそう思う」、「そう思う」の合計が51.5%)、2位が「閉経前後に生じる不定愁訴を和らげるため」(「強くそう思う」、「そう思う」の合計が49.1%)、3位が「生理周期によって生じる不定愁訴を和らげるため」(「強くそう思う」、「そう思う」の合計が46.7%)、4位が「閉経前後、女性らしさの維持のため」(「強くそう思う」、「そう思う」の合計が35.9%)という結果になりました。

これにより、女性ホルモン様作用のあるサプリメントは、ホルモンバランスや閉経前後の影響による不定愁訴を和らげるために、活用する意向が高いことがわかりました。

■使用しない意向は「どちらともいえない」が過半数で最多
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女性ホルモン様作用のあるサプリメントについて、「効果や使用目的がいまいちわからないので使用しない方がいい」という質問に対し「どちらともいえない」と答えた人は55.9%、また、「副作用が心配なので使用しない方がいい」という質問に対して「どちらともいえない」と答えた人は、56.3%という結果になりました。

効果や使用目的、副作用についての知識が不十分なため、使用することの是非についてはっきりした答えを出せない人が多い可能性があります。WELLMETHODでは、年齢を重ねる女性特有の変化に真正面から向き合うブランドとして、今後もオウンドメディアなどを通じて、正しい情報提供を行ってまいります。



WELLMETHODとは


『WELLMETHOD』は大人の女性のためのウェルエイジング・ブランドです。

年齢を重ねる女性特有の変化に真正面から向き合うブランドとして、40 代からの女性に特化した商品やメソッドをお届けしています。

監修者に医師・桐村里紗先生を迎え、担当者や監修者の顔が見える信頼性の高い情報を発信し、「ウェルエイジング」の価値を啓発いたします。

■桐村里紗( 医師・専門記事監修者兼ライター)
tenrai株式会社代表取締役医師
「ヘルスケアは、カルチャーへ」というコンセプトを掲げ、ヘルスケアの「意味」を再定義し、様々なメディアで発信している。
ニオイ評論家としてフジテレビ「ホンマでっか!?TV」「とくダネ!」などメディア出演多数。
著書に『日本人はなぜ臭いと言われるのか~体臭と口臭の科学~』(光文社新書)などがある。

■WELLMETHOD概要
メディア名: WELLMETHOD
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編集長:栗本雅子
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