ステイク、Chainlinkと技術的連携を開始しPlasm Network上の分散オラクル構築へ

プレスリリース発表元企業:Stake Technologies株式会社

配信日時: 2020-08-12 09:00:00

中国の国家ブロックチェーン構想にパートナーとして参画している世界的なブロックチェーントップ企業と技術的な連携を開始

パブリックブロックチェーンの相互運用性とスケーラビリティ問題を解決するブロックチェーン「Plasm Network(プラズムネットワーク)」を開発するStake Technologies(ステイクテクノロジーズ)株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:渡辺 創太、以下「ステイク」)は、Plasm Networkの開発にあたり分散オラクルを提供するChainlinkと技術的連携を開始したことを発表します。



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■ Chainlinkについて
ブロックチェーン上のスマートコントラクトはブロックチェーン外部のデータやAPIに単独で接続することができません。その一方でスマートコントラクトの実に80%以上が外部リソースを必要としています。Chainlinkはブロックチェーン外部の情報をセキュアにスマートコントラクトに接続する「ミドルウェア」を提供することでこの問題を解決しています。同社は中国の国家ブロックチェーンプロジェクトであるBSNネットワークにパートナーとして参画している他にGoogleやEthereum Enterprise Alliance, Binanceなど様々な顧客実績を持つ世界有数のブロックチェーン企業です。

Chainlinkの公式日本語資料:https://chain.link/presentations/japanese.pdf

■ Plasm Networkについて
Plasm Networkは、Polkadotに接続する予定のLayer2スケーラビリティソリューションを実装可能な日本発のパブリックブロックチェーンです。「自由であること」、「フェア(公平)なシステムで成り立っていること」、「そのシステムはすべて透明なアルゴリズムで記述されていること」の3点を念頭に置いて開発を進めています。Plasm NetworkではPlasmaなどのLayer2ソリューションを実装可能なので、これまで実現できなかったトランザクションの高速処理を実現します。どのようなアプロケーションも記述可能ですが、特に決済、IoT、ゲームなどでのユースケースが適しています。

■ Plasm Network上の上のChainlink使用方法について
パブリックブロックチェーンであるPlasm Network上にChainlinkの開発するミドルウェアを統合することでアプリケーションの開発者及び参加者はブロックチェーン外部のデータをセキュアにPlasm Network上で利用できるようになります。連携の初期ユースケース作成としてChainlinkの分散オラクルを用いたETH/BTC価格の取得を実装します。将来的にはETH/BTCの価格にとどまらず分散金融、IoT、スマートシティやゲームなどのソリューションをChainlinkと連携して作成していきます。

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(分散オラクルのイメージ)

■ Chainlink Head of Business Development Daniel Kochisコメント
“We’re excited to empower Plasm’s scalable smart contract platform using Chainlink’s decentralized oracle networks to provide access to off-chain data resources. We look forward to further integrations to help them unlock more value for their developers and users, allowing Plasm to seed DeFi within the Polkadot ecosystem.”
(日本語訳)Plasmのスケーラブルなスマートコントラクトプラットフォームを、オフチェーンのデータリソースを提供するChainlinkの分散オラクルネットワークを用いて強化できることを非常に楽しみにしています。私達はPlasmの開発者とユーザーにさらなる価値を届け、Polkadotエコシステム内で使用されるDeFiなどのサービスが生まれることを楽しみにしています。

■ ステイク CEO 渡辺コメント
世界的に実績の豊富なChainlinkと、弊社がコアコントリビューターとして開発するPlasm Network上で連携ができるのを非常に楽しみにしています。過去に我々はWeb3財団、Parity Technologies、UC Berkeley、LongHashなど世界的なチームと協力関係を強化してきましたが、これからも世界トップクラスのブロックチェーンスタートアップとの連携を通して世界で通用するパブリックブロックチェーンを作りにいきます。

■Stake Technologies株式会社
代表取締役CEO: 渡辺創太
設立: 2019年1月
事業内容: プロトコル開発、ブロックチェーンシステム開発、技術コンサルティング
Webサイト: https://stake.co.jp/
連絡先:info@stake.co.jp

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