自動車用V2X (Vehicle-to-Everything) の市場規模、2028年には128億5900万米ドルへ、CAGRも44.2%で成長すると予測

プレスリリース発表元企業:株式会社グローバルインフォメーション

配信日時: 2020-05-29 16:00:00

自動車用V2X (Vehicle-to-Everything) の市場規模、2028年には128億5900万米ドルへ、CAGRも44.2%で成長すると予測


株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「自動車用V2X (Vehicle-to-Everything) の世界市場 - 2028年までの予測:V2V、V2I、V2P、V2G、V2C、V2D」 (MarketsandMarkets) の販売を5月29日より開始いたしました。

自動車用V2X(Vehicle-to-Everything)市場は、2020年の6億8900万米ドルから2028年には128億5900万米ドルに達し、CAGRは44.2%に成長すると予測されます。5G技術の進歩と、交通渋滞による燃料消費と時間浪費への対策がV2X技術を後押ししています。

セルラー部門は、急速に成長すると予測

サイバーセキュリティや混雑したトラフィック環境でのメッセージの処理などに優れた5G技術の進歩により、セルラー部門での5G-V2Xの採用が可能になりました。さらに、ハードウェア・コンポーネントのコスト面での利点も市場を拡大させる要因になると予測されています。DSRC(狭域通信)部門では、V2P(Vehicle to Pedestrian・自動車対歩行者)通信を行うためには、追加のハードウェア・コンポーネントが必要となり、C-V2Xと比較して高価になります。2019年1月には、アウディ、ドゥカティ、フォードがC-V2Xの技術を実証しました。この展開は、C-V2X技術の採用を加速させる事が推測されます。

V2V(Vehicle to Vehicle・自動車対自動車)部門は、通信別で最大シェア

車載用V2X市場では、V2V通信部門が最大のシェアを占めると予想されます。V2Vは、前方衝突警告(FCW)や車線変更警告(LCW)などの機能を通じて車両の安全性を向上させます。交通事故の増加に対する安全への関心の高まりと政府の対応は、自動車用V2V市場の成長の原動力となっています。V2V技術を搭載した車種としては、キャデラックCTSやメルセデスベンツEクラスなどが挙げられます。

最大の市場規模を占める欧州

欧州は車載用V2X最大の市場になると予想されます。インフラ設備が整備されている欧州では、V2Xの導入が容易になっています。Robert Bosch GmbH、Continental AG、Delphi Technologiesなどのトッププレーヤーの存在は、V2X搭載車両の大規模な採用とともに、ヨーロッパの車載用V2X市場に大きな影響を与えると予想されています。さらに、フランスやドイツなどでは、5GAA、BMWグループ、フォード、Groupe PSAなどがクアルコムやSavariと提携し、C-V2X通信を紹介しています。

自動車V2X市場の主なプレーヤーには、Robert Bosch GMBH(ドイツ)、Continental AG(ドイツ)、Qualcomm Technologies, Inc. 米国)、Autotalks Ltd. イスラエル)、Delphi Technologies(英国)などがあります。

Qualcomm Technologies, Inc.は、自動車用V2X市場で主要なプレーヤーになると予想されています。Qualcomm Technologies, Inc.は、新製品開発、パートナーシップ、M&Aなどの戦略を駆使し、車載用V2X市場での主導的地位を獲得しました。クアルコムは、顧客との関係を構築することで、車載用V2X市場での存在を確固たるものにしています。

【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/mama926291-automotive-v2x-market-by-connectivity-dsrc.html

ご購入検討用にレポートサンプルのご提供や試読サービスなども行っております(無料)。

【 ニュース提供元サイト 】
https://www.gii-news.jp/mama926291-20200528/

【本件に関するお問合せは下記まで】
販売代理店 株式会社グローバルインフォメーション
Tel:044-952-0102
e-mail:jp-info@gii.co.jp
URL:https://www.gii.co.jp/
〒215-0004
神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F


提供元:valuepressプレスリリース詳細へ

プレスリリース情報提供元:valuepress