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ペルセウスプロテオミクスとあすか製薬、新規抗体医薬で共同研究契約、特定疾患を対象
■独自ICOS法を活用し難標的疾患に対応、治療薬開発を加速
ペルセウスプロテオミクス(PPMX)<4882>(東証グロース)は11月5日、あすか製薬ホールディングス<4886>(東証プライム)傘下のあすか製薬と新規抗体医薬品の創出を目的とする共同研究契約を締結したと発表した。対象は特定の疾患領域で、PPMXの独自抗体技術を活用した新たな治療薬の開発を目指すものである。両社は研究成果の具現化を進めるとともに、今回の契約による当期業績への影響は軽微としている。
PPMXは、ハイブリドーマ法に加え、ヒトおよびラクダ由来の抗体ライブラリとファージディスプレイ法、さらに独自開発のICOS法を組み合わせたスクリーニング技術を強みとする。この技術により、従来では抗体取得が困難であった創薬標的に対しても、高い特異性と多様性を持つ抗体の作製が可能となっている。PPMXは創薬支援、抗体作製・解析、抗体医薬開発などの事業を展開し、がんなどアンメットメディカルニーズへの対応を図っている。
一方、あすか製薬は1920年の創業以来、内科・産婦人科・泌尿器科の3領域に重点を置くスペシャリティファーマとして新薬開発を進めてきた。近年は女性のトータルヘルスケアなど未充足医療ニーズに応える研究を推進し、パイプラインの拡充を図っている。両社は今回の協業により、革新的抗体医薬の創出と医療への貢献を強化するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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