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【株式市場】日経平均は338円安となり2日続落、イスラエルのイラン攻撃を受け様子見だが後場は底堅い
【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】
◆日経平均は3万7834円25銭(338円84銭安)、TOPIXは2756.47ポイント(26.50ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は増加し20億7968万株
6月13日(金)後場の東京株式市場は、イスラエルの攻撃を受けたイランの報復がどの程度になるか、土・日の間に何が起こるか不透明で警戒感が強かった。ただ、前引けにかけて上げた三菱重工<7011>(東証プライム)や商船三井<9104>(東証プライム)などが伸びきれない相場になったためか、過度な懸念は少ないようで、日経平均先物が次第に持ち直し、つれて日経平均もジリジリ持ち直した。イオン<8267>(東証プライム)が中盤にかけて一段と強い値動きとなり株式3分割と増配など引き続き好感。任天堂<7974>(東証プライム)は前引けにかけて下げたが再び値を上げて2日続伸。石油株は伸び悩んだが堅調でINPEX<1605>(東証プライム)は6日続伸。日経平均は2日続落だが持ち直し傾向となった。
後場は、ビジョナル<4194>(東証プライム)が一段水準を上げてもみあい第3四半期の大幅増益など好感。マックハウス<7603>(東証スタンダード)は前後場とも終日買い気配のまま大引けストップ高となり新事業(暗号資産への投資など)に期待高揚。ベクターHD<2656>(東証スタンダード)は14時から急伸。スリー・ディー・マトリックス<7777>(東証グロース)はストップ高となり今期の完全黒字化見通しなど好感。Heartseed<219A>(東証グロース)もストップ高となりiPS細胞による次世代の心臓疾患治療法への期待に加え第2四半期決算が黒字で意外感も加勢。アールプランナー<2983>(東証グロース)は一時ストップ高となり業績予想の増額・増配など好感。
東証プライム市場の出来高概算は増加し20億7968万株(前引けは11億9579万株)、売買代金は5兆1900億円(同3兆831億円)。プライム上場1629銘柄のうち、値上がり銘柄数は291(前引けは233)銘柄、値下がり銘柄数は1303(同1659)銘柄。
東証33業種別指数は7業種(前引けも7業種)の値上がりにとどまり、鉱業、石油石炭、電力ガス、海運、倉庫運輸、陸運、情報通信、が高かった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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