【株式市場】前場の日経平均は66円安、朝方は堅調で中盤に310円安となったが持ち直す

2024年4月17日 12:25

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】

◆日経平均は3万8404円45銭(66円75銭安)、TOPIXは2681.54ポイント(15.57ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は9億4881万株

 4月17日(水)前場の東京株式市場は、NYダウの7日ぶり反発と半導体株指数の3日ぶり反発などを受け、昨16日に大きく下げた主力株が反発して始まったものの、鉄鋼、自動車、大手商社株などは次第に軟化する銘柄が目立ち、石油株などの資源関連株も安い。一方、信越化<4063>(東証プライム)や東京エレク<8035>(東証プライム)、川崎汽船<9107>(東証プライム)などは前引けまで堅調に推移。日経平均は朝寄り直後に116円41銭高(3万8587円61銭)まで反発したが、中盤に310円37銭安(3万8160円83銭)まで下押し、前引けも軟調だった。

 中で、ネオジャパン<3921>(東証プライム)は再び一段高の高値更新となり料金改定など好感。レゾナックHD<4004>(東証プライム)は業績予想の増額修正を受けて一段高の高値更新。建設技術研究所<9621>(東証プライム)は「社内調査委員会調査報告書の受領と当社の対応」が好感され6日ぶりに反発。AGS<3648>(東証スタンダード)は「サプライヤー・マネジメント・クラウド」への期待強く国家的な情報セキュリティ強化戦略に乗るとされて連日ストップ高。トリプルアイズ<5026>(東証グロース)はAIアルコール検知システムの他社サービスとの連携が材料視されて一段と上げストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は9億4881万株、売買代金は2兆2488億円。プライム上場1652銘柄のうち、値上がり銘柄数は392銘柄、値下がり銘柄数は1206銘柄。

 東証33業種別指数は5業種が値上がりし、海運、化学、その他製品、精密機器、機械が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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