日経平均VIは上昇、地政学リスクの高まりなど警戒

2024年4月15日 14:26

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記事提供元:フィスコ

*14:26JST 日経平均VIは上昇、地政学リスクの高まりなど警戒
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時25分現在、前日比+0.76(上昇率3.81%)の20.73と上昇している。なお、今日ここまでの高値は21.45、安値は20.69。

先週末の米株式市場で主要指数が下落した流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。取引開始後、日経225先物の下値を売り急ぐ動きは限定的だが、市場では中東の地政学リスクの高まりなどが警戒され、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが強まり、日経VIは先週末の水準を上回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。《SK》

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