【株式市場】日経平均は220円高となり3日続伸、好決算株など活況で後場中盤から上げ相場に

2024年1月31日 16:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】

◆日経平均は3万6286円71銭(220円85銭高)、TOPIXは2551.10ポイント(24.17ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は17億1296万株

 1月31日(水)後場の東京株式市場は、キヤノン<7751>(東証プライム)がさらに強含んで中盤から一段ジリ高となり、NEC<6701>(東証プライム)は一段高など、第3四半期決算などを発表した銘柄に強い値動きがみられ、三井住友FG<8316>(東証プライム)も一段高など銀行・保険株も強く、日銀の超低金利解除を巡る思惑も再燃。日経平均は買え引けより30円ほど持ち直して159円安で始まり、次第高のまま14時前には前日比で高くなり、大引けは上げ幅200円台で3日続伸となった。

 後場は、住友理工<5191>(東証プライム)が正午の四半期決算発表を受けて一段高。同じく四半期決算と業績予想の増額を発表した商船三井<9104>(東証プライム)は一瞬下押したあと持ち直して14時前には一時堅調転換。東邦金属<5781>(東証スタンダード)と第一屋製パン<2215>(東証スタンダード)は前後場とも大引けまでストップ高買い気配となり30日発表の四半期決算と業績予想の増額修正を材料視。オンデック<7360>(東証グロース)は日本M&Aセンターホールディングス<2127>(東証プライム)の高決算と活況高を受けて連想買いとされさらに次第高。デリバリーコンサルティング<9240>(東証グロース)は業務提携が材料視されて急動意となり一時ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は17億1296万株(前引けは7億8678万株)、売買代金は4兆5333億円(同2兆642億円)。プライム上場1658銘柄のうち、値上がり銘柄数は1225(前引けは706)銘柄、値下がり銘柄数は399(同903)銘柄。

 東証33業種別指数は29業種(前引けは18業種)が値上がりし、値上がり率上位は、銀行、電力ガス、不動産、その他金融、保険、精密機器、建設、卸売り、輸送用機器、非鉄金属、パルプ紙、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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