日本電技 23年3月期は増収・増益、空調計装関連事業及び産業システム関連事業ともに売上高が増加

2023年5月9日 13:51

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記事提供元:フィスコ

*13:51JST 日本電技---23年3月期は増収・増益、空調計装関連事業及び産業システム関連事業ともに売上高が増加
日本電技<1723>は8日、2023年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比8.3%増の343.08億円、営業利益が同10.5%増の45.02億円、経常利益が同11.5%増の46.13億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.5%増の31.67億円となった。

空調計装関連事業の受注高は前年同期比20.1%増の352.70億円、売上高は同5.2%増の297.92億円となった。受注工事高は、新設工事において工場及び事務所向け物件等が増加し、既設工事において、工場及び公共施設向け物件等が増加し、前年同期比20.3%増の349.61億円となった。内訳は、新設工事が同49.2%増の139.09億円、既設工事が同6.6%増の210.51億円だった。完成工事高は、新設工事において工場及び事務所向け物件等が増加し、既設工事において、事務所及び公共施設向け物件等が増加し、同5.2%増の294.84億円となった。内訳は、新設工事が同11.5%増の101.05億円、既設工事が同2.2%増の193.78億円だった。次期繰越工事高は、新設工事及び既設工事ともに増加し、同35.4%増の209.59億円となった。また、制御機器類販売の受注高及び売上高は、同3.7%増の3.08億円となった。

産業システム関連事業の受注高は同18.4%減の37.93億円、売上高は同35.0%増の45.15億円となった。受注工事高は、電気工事及び産業用ロボット関連工事等の減少により、同19.6%減の34.98億円となった。完成工事高については、電気工事及び工場設備における機械設備更新等が増加し、同38.5%増の42.20億円となった。次期繰越工事高は、電気工事等が減少し、同26.5%減の20.02億円となった。また、制御機器類販売の受注高及び売上高は、同0.9%減の2.95億円となった。

2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比2.0%増の350.00億円、営業利益は同1.0%増の45.50億円、経常利益は同0.8%増の46.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同1.0%増の32.00億円を見込んでいる。《SI》

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