新興市場銘柄ダイジェスト:ストリームM、Fusicがストップ高

2023年5月2日 15:26

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記事提供元:フィスコ

*15:26JST 新興市場銘柄ダイジェスト:ストリームM、Fusicがストップ高
<4772> ストリームM 221 +50
ストップ高。23年12月期第1四半期(23年1-3月)の営業損益を1.88億円の黒字(前年同期実績1.24億円の赤字)と発表している。エンターテインメント事業でコンサートなどが予定を上回って好調に推移したことに加え、ライツ&メディア事業が伸びた。販管費が減少したことも黒字転換に寄与した。通期予想は0.84億円の黒字で据え置いており、第1四半期で既に上回っている。

<7683> ダブルエー 3270 +130
大幅に3日続伸。4月の売上高(速報値)が前年同月比39%増の13.08億円だったと発表している。前月(25%増)から伸び率が加速した。既存店舗の売上高が好調だったことに加え、新規出店した店舗の売上高が寄与した。オンライン販売も引き続き好調に推移したとしている。内訳は、店舗販売が26%増の8.46億円、オンライン販売が41%増の3.11億円、その他が188%増の1.50億円となっている。

<5256> Fusic 4370 +700
ストップ高。福岡市が11日に開催するイベントに納富貞嘉社長が登壇すると発表している。新規株式公開(IPO)を経験した経営者4人が登壇してスタートアップの経営課題を乗り越える極意を伝えるという。また、11-13日に開催されるRuby言語に関する世界最大のイベント「RubyKaigi 2023」にゴールドスポンサーとして協賛する。Fusic株は初値(6530円)を大きく下回る水準まで下落しているだけに、自律反発期待も買いを後押ししているようだ。

<3137> ファンデリー 410 +66
一時ストップ高。4月28日に23年3月期の営業損益が会社計画(1.05億円の黒字)を下回る2.85億円の赤字で着地し、期末配当も3.00円から無配に引き下げたことが嫌気されて前営業日の5月1日に株価が急落していたため、下げすぎ感からの買い戻しが入っているようだ。また、調理時間が長い料理や家庭で外食気分が味わえる商品を揃えた「母の日セット」を期間限定で発売すると発表している。焼きロールキャベツや鴨つみれ汁、洋風カレーなどの6食セット。

<7046> TDSE 2104 +14
4日続伸。5月15日に開示予定の中期経営計画「MISSION2025」や補足事項について、6月2日に説明会を開催すると発表している。TDSEは3月31日に同計画の骨子を開示しており、この中で「6年後にプロダクトサービスの売上高10億円以上を目指す」などとしていた。説明会で前向きな発言が出るとの期待に加え、米OpenAI社の「GPT-4」機能を標準搭載した対話型AIプラットフォームの提供を開始したと4月26日に公表したことも引き続き買い材料視されているようだ。

<4594> ブライトパス 143 +1
朝高後、値を消す。米Artisan Bio社が有する独自のSTAR-CRISPRTM遺伝子編集技術を利用し、ブライトパス・バイオで新規他家CARiPS-NKT細胞医薬プラットホームを構築するための共同研究・ライセンス契約を締結したと発表している。Artisan Bio社のSTAR-CRISPRTM編集技術の非独占的使用権を取得し、ブライトパス・バイオが持つiPS-NKT細胞に対して複数の遺伝子導入を行うことが可能となるという。《ST》

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