14日のNY市場は反落

2023年4月15日 09:59

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記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;33886.47;-143.22Nasdaq;;12123.46;-42.81CME225;28490;+70(大証比)

[NY市場データ]

14日のNY市場は反落。ダウ平均は143.22ドル安の33,886.47ドル、ナスダックは42.81ポイント安の12,123.46で取引を終了した。予想を上回った銀行決算を好感し、寄り付き後、一時上昇。しかし、4月ミシガン大消費者信頼感指数や同指数の1年期待インフレ率が予想を上回ったため、金利先高観が再燃して下落に転じた。その後もボーイング(BA)の下落がさらなる売り圧力となり、下落幅を拡大。連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が一段の金融引き締めが必要との考えを示すと、5月連邦公開市場委員会(FOMC)の追加利上げがほぼ織り込まれ、ハイテクも売られ、終日軟調に推移。終盤にかけても戻り鈍く終了した。セクター別では銀行が上昇した一方で、不動産が下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比70円高の28490円。ADR市場では、対東証比較(1ドル133.79円換算)でトヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、ファナック<6954>などは上昇した一方、ソフトバンクG<9984>、ルネサス<6723>、キリン<2503>などは下落するなど、全般はまちまちの展開。《YN》

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