タクマ 日本サーモエナー、水素焚 真空式温水発生機「ゼロエミッション バコティンヒーター」を開発、5月より販売開始

2023年4月5日 16:19

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記事提供元:フィスコ

*16:19JST タクマ---日本サーモエナー、水素焚 真空式温水発生機「ゼロエミッション バコティンヒーター」を開発、5月より販売開始
タクマ<6013>は4日、子会社の日本サーモエナーが、水素を燃料とした水素焚 真空式温水発生機「ゼロエミッション バコティンヒーター」を開発、5月より販売開始することを発表。

真空式温水発生機は、病院やホテル、温浴施設等の給湯や暖房用に温水を供給する熱源装置で、ボイラの取扱資格および性能検査が不要で、効率が良く経済的で耐久性に優れている。これまでは、主に都市ガスやA重油などが燃料として用いられ、CO2を排出していたが、同製品は水素を燃料とするため、CO2排出量が実質ゼロになる。

同製品の缶体出力は349kW、効率は95%。「超低NOX40ppm以下(O2=0%換算値)を実現」、「逆火、漏れ等の安全対策」、「本体部分の伝熱効率と耐久性の向上」が特徴である。カーボンニュートラルの実現に向けた熱源装置の燃焼技術の確立とCO2排出量削減を推進するために開発された。《YI》

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