米政府、バイトダンスにTikTok売却指示 従わねば一般利用禁止も

2023年3月21日 08:12

印刷

記事提供元:スラド

米政府は「TikTok」の親会社であるバイトダンスに対し、動画共有アプリ「TikTok」を運営する傘下企業の株式を売却するよう指示したことが報じられている。同社が売却に応じない場合、米国内での一般利用が禁止される可能性が出ているという(WSJBBCBloomberg日経新聞朝日新聞)。

TikTokに関しては、従業員が同誌の複数の記者のデータにアクセスしていたことが昨年末に発覚している。これに関して司法省の犯罪担当部門と米連邦捜査局(FBI)が調査を進めているとの報道が一斉に出始めた。バイトダンス側は発表文で「関与が判明した個人の行為を強く非難している。彼らはもはやバイトダンスの社員ではない」と主張。「公式な捜査が始まれば協力する」としている。 

スラドのコメントを読む | ITセクション | SNS | アメリカ合衆国 | 中国

 関連ストーリー:
政府支給端末での TikTok 禁止が進むオーストラリア、米国製アプリにも対象を拡大すべきとの意見も 2023年03月09日
TikTok、未成年ユーザーの視聴時間をデフォルトで 1 日 60 分に制限 2023年03月04日
EU委員会、職員の公用携帯端末でTikTok使用禁止 2023年02月27日
AppleとGoogleにアプリストアから『TikTok』を削除するよう米上院議員が要請 2023年02月07日
TikTok運営会社の従業員、記者らの個人データに不正にアクセス 2022年12月27日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事