後場の日経平均は91円高でスタート、円谷フィHDやダイキンなどが上昇

2023年3月7日 12:54

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28328.83;+91.05TOPIX;2043.72;+7.23


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比91.05円高の28328.83円と、前引け(28353.34円)からやや上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は28320円-28350円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=136.00-10円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数が前日終値近辺で始まった後、一時0.6%ほど上昇したが、その後は前日終値近辺で推移している一方、香港ハンセン指数は一時2%近く大幅に上昇したが、その後はやや伸び悩み0.8%ほど上昇している。後場の日経平均は前引けに比べやや売りが先行して始まった。ダウ平均先物が堅調に推移していることが東京市場で安心感となっている一方、日本時間の明日午前0時より、米上院銀行委員会で、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の証言が予定されており、市場では証言がタカ派寄りとなるとの警戒感があることから、積極的な買いは限定的となっているようだ。

 セクターでは、鉱業、石油石炭製品、サービス業が上昇率上位となっている一方、海運業、不動産業、パルプ・紙が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、邦チタニウム<5727>、大阪チタ<5726>、神戸鋼<5406>、INPEX<1605>、OLC<4661>、円谷フィHD<2767>、ダイキン<6367>、日産自<7201>、大塚HD<4578>、JR東<9020>が高い。一方、レーザーテック<6920>、SMC<6273>、メルカリ<4385>、川崎船<9107>、東エレク<8035>、郵船<9101>、商船三井<9104>、ルネサス<6723>、三菱重<7011>、キヤノン<7751>が下落している。《CS》

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