後場の日経平均は20円高でスタート、JALや第一生命HDなどが高い

2023年1月20日 13:00

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記事提供元:フィスコ

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26425.53;+20.30TOPIX;1918.92;+3.30


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比20.30円高の26425.53円と、前引け(26411.94円)からやや上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は26370円-26400円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=128.70-80円と午前9時頃から40銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が底堅く推移し0.6%ほど上昇する一方、香港ハンセン指数は堅調に推移し1%ほど上昇している。後場の日経平均は前引けに比べやや買いが先行する形で始まった。前場の取引開始後に円安・ドル高方向への動きとなっていることに加え、ダウ平均先物や中国株が底堅く推移していることが市場の安心感となっているもよう。一方、来週から主要企業の22年10-12月期決算発表が本格化することから、これを見極めたいとする向きもあり、積極的に上値を追う動きとはなっていない。

 セクターでは、空運業、鉄鋼、鉱業が上昇率上位となっている一方、その他金融業、ゴム製品、その他製品が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、JAL<9201>、AGC<5201>、ソシオネクスト<6526>、日本製鉄<5401>、ダイキン<6367>、第一生命HD<8750>、エーザイ<4523>、日本郵船<9101>、OLC<4661>、JT<2914>が高い。一方、ベイカレント<6532>、メルカリ<4385>、キーエンス<6861>、日本電産<6594>、オリンパス<7733>、レーザーテック<6920>、信越化<4063>、7&iHD<3382>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>が下落している。《CS》

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