13日のNY市場は続伸

2023年1月14日 09:24

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記事提供元:フィスコ

[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;34302.61;+112.64Nasdaq;11079.16;+78.06CME225;25790;-290(大証比)

[NY市場データ]

13日のNY市場は続伸。ダウ平均は112.64ドル高の34,302.61ドル、ナスダックは78.05ポイント高の11,079.16で取引を終了した。各主要銀行の最高経営責任者(CEO)が軽度の景気後退を想定していると慎重な見通しを示したため警戒感から売られ、寄り付き後、大きく下落。その後発表された1月ミシガン大消費者信頼感指数速報値が予想以上に改善したため景気への悲観的見方が後退し下げ止まった。さらに、連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策を決定する上で注視している同指数の1年期待インフレ率が大幅に低下したため金利先高観がさらに後退しハイテクが買われ相場をプラス圏に押し上げ。終盤にかけ上げ幅を拡大し終了した。セクター別では、小売りや銀行が上昇した一方で、自動車・自動車部品が下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比290円安の25790円。ADR市場では、対東証比較(1ドル127.87円換算)でトヨタ自<7203>、NTT<9432>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、デンソー<6902>、ホンダ<7267>などをはじめ全般売り優勢となった。《YN》

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