個別銘柄戦略:エーザイやハイデ日高などに注目

2023年1月10日 09:06

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記事提供元:フィスコ

*09:06JST 個別銘柄戦略:エーザイやハイデ日高などに注目
昨日9日の米株式市場でNYダウは112.96ドル安の33517.65、ナスダック総合指数は66.35pt高の10635.65、シカゴ日経225先物は大阪日中比265円高の26195円。為替は1ドル=131.80-90円。東京市場が連休中の米株式市場で主要指数が上昇したことを受け、東京市場ではソフトバンクG<9984>など主力株が堅調に推移しそうだ。また、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が東京市場の連休中に6%台の大幅上昇となったことから東エレク<8035>など半導体関連株は買いが入りやすいだろう。個別の材料では、米でアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」が承認されたエーザイ<4523>、第3四半期累計の営業損益が上半期の赤字から黒字に転換したハイデ日高<7611>、通期予想の営業利益に対する第3四半期前の進捗率が98%となった薬王堂HD<7679>、12月の既存店売上高が10.2%増となったアダストリア<2685>などが物色されそうだ。一方、外為市場で先週末6日15時頃に比べ2円20銭ほど円高・ドル安に振れたことから三菱自<7211>など輸出株は積極的な買いが手控えられると見られる。個別の材料では、第1四半期営業利益が前年同期比54.9%減となった良品計画<7453>、上半期営業利益が前年同期比57.1%増だが第1四半期段階の同2.1倍から伸び率が鈍化したハニーズHD<2792>、23年2月期業績予想を下方修正した4℃ HD<8008>、公募増資と株式売出しを発表したグローセル<9995>は売られやすいだろう。《FA》

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