新興市場銘柄ダイジェスト:フリークHDは大幅に3日続伸、cottaが大幅に反発

2022年12月27日 15:53

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記事提供元:フィスコ

*15:53JST 新興市場銘柄ダイジェスト:フリークHDは大幅に3日続伸、cottaが大幅に反発
<6094> フリークHD 1663 +163
大幅に3日続伸。一部メディアが三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>子会社の三菱UFJ銀行が「フィンテック企業のカンム(東京・渋谷)を傘下に収め、数年後に後払い機能を持たせたデビットカードの発行を始める」と報じ、材料視されている。カンムはフリークアウト・ホールディングスの投資先で、同社は「様々な戦略の検討を行っていることは事実だが、現時点で当社として決定した事実はない」とコメントしている。

<7047> ポート 1065 +45
大幅に7日ぶり反発。チェンジ<3962>と共同で経済産業省東北経済産業局主催のオンライン就活イベントの集客支援を行うと発表している。同イベントは岩手県中小企業団体中央会が受託・運営を行っており、北東北で就職を希望している学生や一般求職者が北東北3県の優良企業24社と出会うことができるオンライン就職フェア。また、チェンジとWEB3.0技術を活用した地方×DX事業の検討も開始したとしている。

<6182> メタリアル 1118 +32
大幅に続伸。東証から新たに貸借銘柄に選定されたと発表し、好感されている。選定日は27日で、同日売買分から実施。メタリアルは「当社株式の流動性及び需給関係の向上を促進し、売買の活性化と公正な株価形成に資するもの」とコメントしている。同社株は11月17日に直近高値(1345円)を付けた後は軟調に推移し、一時200日移動平均線を下回ったことから自律反発に対する期待も買いを支えているようだ。

<3063> jGroup 422 -18
年初来安値。23年2月下旬に開催予定の臨時株主総会の基準日を同年1月24日に定めたと発表している。臨時株主総会では、資本金の額及び資本準備金の額の減少を付議議案とする予定。今後の柔軟かつ機動的な資本政策に備えるとともに、税負担の軽減や配当原資の確保が目的。このところジェイグループホールディングス株は値下がりが続いており、下値を模索する展開になっている。

<4889> レナサイエンス 390 +80
ストップ高。自社が開発した「腹膜透析における非侵襲的腹膜観察を可能とするディスポーザブル極細内視鏡」が、厚生労働省から薬事承認されたと発表している。腹膜透析患者に透析液を注入するために腹膜に留置されたチューブから挿入し、非侵襲的に腹腔内を観察できるため、合併症の診断が容易になるという。今後、レナサイエンスが実施許諾した医療機器大手バクスター社が販売する。

<3359> cotta 321 +22
大幅に反発。自社が実施したSNSアンケート「2022年に最も気になったスイーツ」「2023年に注目しているスイーツ」でフランス洋菓子のカヌレが1位になったと発表している。アンケート結果を受け、バレンタインに使えるヴァローナチョコレートなどのプレゼントが抽選で50人に当たるキャンペーン「カヌレ100人チャレンジ」を開催する。流行のお菓子に対する需要取り込みが期待できるとの見方から買いが集まっているようだ。《ST》

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