後場の日経平均は120円高でスタート、コーセーや三越伊勢丹などが上昇

2022年12月27日 13:11

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記事提供元:フィスコ

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26526.18;+120.31TOPIX;1913.23;+10.71


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比120.31円高の26526.18円と、前引け(26543.47円)からやや上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の225先物は26440円-26480円のレンジでやや弱含み。ドル・円は1ドル=132.80-90円と午前9時頃から10銭ほど円安・ドル高。一時133円10銭台に円安・ドル高に振れるなど、円相場は方向感を欠く動き。アジア市況は香港が休場。 一方、上海総合指数は0.5%程度上昇と堅調に推移している。後場の日経平均は前引けに比べ、やや売りが先行する形で始まった。中国の新型コロナ対策緩和に加え、ダウ平均先物や上海総合指数が堅調なことも東京市場で安心感となる一方、年末年始にかけ休暇となる市場関係者も多く、上値を積極的に追う動きにはなりにくいようだ。

 セクターでは小売業、空運業、陸運業が上昇率上位となっている一方、輸送用機器、機械、電気機器が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位ではパンパシHD<7532>、コーセー<4922>、資生堂<4911>、高島屋<8233>、三越伊勢丹<3099>、良品計画<7453>、Jフロント<3086>、ニトリHD<9843>、OLC<4661>、JAL<9201>が高い。一方、アドバンテスト<6857>、信越化<4063>、東電力HD<9501>、東エレク<8035>、三菱重<7011>、川崎汽船<9107>、ソニーG<6758>、トヨタ<7203>、任天堂<7974>、キーエンス<6861>が下落している。《CS》

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