後場の日経平均は320円高でスタート、任天堂やキーエンスなどが上昇

2022年10月26日 12:54

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記事提供元:フィスコ

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27570.84;+320.56TOPIX;1925.33;+18.19

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比320.56円高の27570.84円と、前引け(27577.15円)からほぼ横ばいでスタート。ランチタイム中の225先物は27540円~27590円のレンジで一進一退。ドル・円は1ドル=148.20−30円と午前9時から30銭程円安・ドル高水準。アジア市況では上海総合指数と香港ハンセン指数が揃って大幅に上昇している。前日の米長期金利の大幅低下や米ハイテク株高の流れを引き継いで上昇して始まった日経平均は、中国・香港株の大幅高を支援要因に後場も27500円を上回った推移を続けている。一方、アルファベットとマイクロソフト、テキサス・インスツルメンツなどが決算を受けて時間外取引で大きく下落していることもあり、一段と買い上がる動きは限られている。

 セクターでは医薬品、精密機器、サービスが上昇率上位となっている一方、海運、石油・石炭、鉄鋼が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、キーエンス<6861>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、メルカリ<4385>、リクルートHD<6098>、シマノ<7309>、エーザイ<4523>、エムスリー<2413>、信越化学<4063>などが大幅に上昇している。一方、郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>の海運大手3社が揃って大幅に下落。日本電産<6594>、アドバンテスト<6857>、ダブル・スコープ<6619>、キヤノン<7751>なども軟調に推移している。《CS》

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