日経平均VIは低下、株価底堅く警戒感が後退

2022年9月27日 14:06

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記事提供元:フィスコ

*14:06JST 日経平均VIは低下、株価底堅く警戒感が後退
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比-0.51(低下率2.03%)の24.62と低下している。なお、今日ここまでの高値は24.75、安値は24.30。

日経225先物は昨日までの3営業日続落で1250円下落しており、市場では目先下げ過ぎとの見方が強くなった。こうした中、昨日の米株式市場で主要指数が下落したが、今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。取引開始後は日経225先物は上値が重いものの概ね底堅く推移しており、、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退し、日経VIは昨日の水準を下回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。《FA》

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