ハンガリー気象局のトップ解任、花火大会延期させた暴風雨予報が外れたため

2022年8月27日 09:03

印刷

記事提供元:スラド

ハンガリー政府は22日、花火大会当日の天気予報が外れたことが理由で気象当局のトップを解任されたとの報道が出ている(AFPBB NewsBBC時事ドットコム)。

この花火大会は8月20日の国民の祝日にあたる聖イシュトヴァーンの日を祝うためのもので、「欧州最大の花火大会」と銘打って240カ所から約4万発の花火が打ち上げられるイベントが実施される予定だった。ところが開始予定時刻の7時間前に異常気象警報が発令。政府はこれを理由にイベントを1週間延期した。しかし、この暴風雨は国立気象局の進路予想から外れ、首都では穏やかな天候が続いたという。国立気象局はこの件に関して、Facebook上で謝罪をおこなったとのことだが、政府は22日、気象局の局長と副局長を即時解任したとしている。ただし、ハンガリー政府側は解任理由をこの件であるとは明確にはしていない模様。 

スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | 地球 | EU | 変なモノ

 関連ストーリー:
日本気象の天気予報サービス「FRAN」、予報が外れるとLINE Payポイントが支払われる 2021年07月17日
韓国、気象観測装置の不具合頻発で天気予報の精度が悪化 2015年09月01日
米南部アトランタで降雪のために大渋滞。混乱の原因は雪に慣れていなかったから? 2014年02月01日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事