新興市場銘柄ダイジェスト:ストリームM、デジプラ、レントラックスがストップ高

2022年8月23日 15:57

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記事提供元:フィスコ

*15:57JST 新興市場銘柄ダイジェスト:ストリームM、デジプラ、レントラックスがストップ高
<4772> ストリームM 244 +50
ストップ高。ストリームメディアコーポレーションが日本でマネジメントするアーティストの総括プロデューサーであるSoo-Man Lee氏、韓国のSMエンターテイメント、サウジアラビアの投資部が現地市場進出及び共同事業推進のための3社業務協約(MOU)を締結したと発表している。S-Pop(サウジポップ)のプロデュースや現地アーティストの発掘・育成、メタバースプラットフォームの構築などを推進するという。

<4933> Ine 5210 +250
年初来高値。大和証券がレーティング「2」(Outperform)を維持した上で、目標株価を4800円から6550円に引き上げている。10日発表された22年12月期第2四半期の四半期別(22年4-6月)営業利益が6.9億円となり、同証券の予想(6.4億円)を超過したことを評価。美容家電「サロニア」とヘアケア「ヨル」が特に好調だったとして、通期の営業利益見通しを30.0億円(従来予想27.0億円、会社計画30.0億円)に引き上げている。

<6561> HANATOUR 1322 +192
大幅に5日ぶり反発。岸田文雄首相が新型コロナウイルスの水際対策を緩和する方針を示し、好感されている。岸田首相は22日夜の会見で「感染症法上の措置の見直しや水際対策の緩和など、ウィズコロナに向けた新たな段階への移行についても早急に方向性を示していく」と発言。観光関連銘柄の業績改善が期待できるとの見方から、ベルトラ<7048>や旅工房<6548>、アドベンチャー<6030>にも買いが入っている。

<7062> フレアス 790 -61
大幅に続落。23年3月期第1四半期(22年4-6月)の営業利益を前年同期比99.0%減の0.00億円(損益トントン)と発表している。売上高は7.2%増の11.02億円に増加したものの、主力のマッサージ直営事業の人件費や研修費用のほか、マッサージフランチャイズ事業でフランチャイズ開発体制強化のために人員を増加したことが響き、減益となった。通期予想は前期比16.2%減の1.54億円で据え置いた。

<3691> デジプラ 978 +150
ストップ高。グループ会社とともに運営するサブスク型のデジタルギフトサービス「デジタルギフト」で、企業のファンマーケティングを支援するNFTデジタルギフトの提供を開始すると発表している。デジタルコンテンツからのNFT発行をデジタルプラスが代行するほか、デジタルギフトの受取先にアーティストとコラボした企業オリジナルのデジタルコンテンツのNFTなどを追加できるようにするという。

<6045> レントラックス 773 +100
ストップ高を付け、年初来高値を更新している。7月の売上高が前年同月比69.1%増の3.00億円だったと発表している。6月(45.2%増)から伸びが拡大した。7月の成果報酬型広告サービス事業でのパートナーサイト運営者数は前月から386名増え、4万6566名となった。売上高の大幅な伸びが続いていることが好感され、投資家から買いが集まっているようだ。《ST》

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