Google、Chromeでのサードパーティcookie廃止をさらに1年延期

2022年7月31日 08:11

印刷

記事提供元:スラド

Google は 7 月 27 日、Privacy Sandbox 計画の進捗状況を発表するとともに、Google Chrome におけるサードパーティ cookie の廃止をさらに 1 年先送りする計画を明らかにした(The Keyword の記事Android Police の記事The Verge の記事Neowin の記事)。

Google はプライバシーを強化しつつ広告による無料コンテンツ提供を維持する Privacy Sandbox の一環として、Chrome のサードパーティ cookie を 2 年以内に廃止すると 2020 年 1 月に発表した。しかし、サードパーティ cookie を使用せずに関連性の高い広告を表示する FLoC は他のメジャーブラウザーから支持されず、昨年 6 月にはサードパーティ cookie 廃止を 1 年先送りして 2023 年末までに完了する計画が発表されていた。なお、FLoC は開発が打ち切られ、Topics API に置き換えられている。

新しいタイムラインは一見わかりにくいが、右にスクロールすると 2024 年第 3 四半期にサードパーティ cookie の段階的廃止が始まることがわかる。段階的廃止は 2 か月にわたって進められるとのことだ。 

スラドのコメントを読む | ITセクション | Chrome | Google | スラッシュバック | 広告 | IT | プライバシ

 関連ストーリー:
英政府、cookie 保存をオプトアウト化する計画 2022年06月19日
Google、FLoCに変わる追跡技術「Topics」を発表 2022年01月28日
Google、Chrome におけるサードパーティ cookie 廃止を1年先送り 2021年06月27日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事