後場の日経平均は54円安でスタート、三菱商事や東エレクなどが下落

2022年6月22日 12:55

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記事提供元:フィスコ

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26192.09;-54.22TOPIX;1856.31;+0.11


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比54.22円安の26192.09円と、前引け(26255.95円)から下落に転じてスタート。ランチタイム中の225先物は26140円~26230円のレンジで弱含み。ドル・円は1ドル=136.10-20円と午前9時頃と比べて20銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況では上海総合指数が軟調で、香港ハンセン指数も下落、下落率は1%を大きく超えてきている。後場の日経平均は下落に転じて始まった。為替の円安進行の一服に加えて、香港ハンセン指数が下げ幅を広げてきており、さらに、午前中に軟調に推移していたNYダウ先物などが下げ幅を広げてきていることが嫌気されている。また、今晩以降、2日間にわたって上下院において、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長による議会証言が予定されており、結果を見極めたいとの思惑も重荷になっているようだ。

 セクターでは鉱業、海運、石油・石炭が下落率上位となっている一方、医薬品、ゴム製品、電気・ガスが上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では東エレク<8035>、三菱商事<8058>、INPEX<1605>、川崎汽船<9107>、大阪チタ<5726>が大幅に下落。レーザーテック<6920>、郵船<9101>、レノバ<9519>、信越化<4063>、日本電産<6594>も軟調。一方、ダブル・スコープ<6619>が急伸し、武田薬<4502>、NTT<9432>、ホンダ<7267>、SBI<8473>、リクルートHD<6098>が高い。トヨタ自<7203>、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>も堅調。《CS》

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