個別銘柄戦略:高島屋や寿スピリッツなどに注目

2022年5月6日 09:06

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記事提供元:フィスコ


*09:06JST 個別銘柄戦略:高島屋や寿スピリッツなどに注目
5日の米株式市場でNYダウは1063.09ドル安の32997.97、ナスダック総合指数は647.16pt安の12317.69、シカゴ日経225先物は3連休前の5月2日大阪日中比75円安の26735円。為替は1ドル=130.00-10円。東京市場が連休中に開催された連邦公開市場委員会(FOMC)後の米株市場は乱高下の末に大きく下落。ナスダックやSOX指数が5%も下落していることで、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、リクルートHD<6098>、村田製<6981>、エムスリー<2413>などの主力株ハイテク・グロース株に加え、ラクス<3923>、Sansan<4443>、マネーフォワード<3994>などの中小型グロース株も厳しい売りに見舞われそうだ。昨晩の米国市場では景気敏感株も総じて売られており、コマツ<6301>、クボタ<6326>、信越化学<4063>、三菱UFJ<8306>なども軟調となろう。一方、原油先物相場の上昇を背景にINPEX<1605>や石油資源開発<1662>などは堅調に推移することが見込まれる。また、4月の既存店売上高で回復基調が確認された高島屋<8233>、H2Oリテイル<8242>、Jフロント<3086>などの小売関連のほか、業績予想を上方修正した寿スピリッツ<2222>にも物色が向かいそうだ。《FA》

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