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リフィル処方箋制度、医師側が発行を認めないケースが多い
記事提供元:スラド
この4月から1枚の処方箋の最大3回までの利用を可能にする「リフィル処方箋」制度が始まっているが、日経新聞の記事によると普及は進んでいないという。この制度は薬をもらうためだけに通院する「お薬受診」といった患者の通院負担を減らす目的があるが、医師が発行を認めないケースが多いという(日経新聞)。
リフィル処方箋を出してしまうと、薬剤師に患者の健康管理を委ねる結果になるなどが理由であるらしい。大阪府保険医協会などはリフィル処方箋制度に強く反対しているとのこと。健康保険組合連合会の19年の推計では、慢性疾患患者の再診料と処方箋料は計692億円ほど。リフィル処方箋が導入されるとこの5割が抑制されるとされ、医師の収入源が減ることから反対しているとの見方もある模様。記事ではせっかくの制度が骨抜きになりかねないと指摘している。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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