高島屋が年初来の高値を更新、今期の大幅増益予想など好感

2022年4月12日 11:21

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■髙島屋立川店の見直しも発表し事業効率向上への期待など強まる

 高島屋<8233>(東証プライム)は4月12日、取引開始後の2%安(25円安の1124円)を下値に切り返し、5%高(60円高の1209円)まで上げて年初来の高値を更新し、昨年11月以来の1200円台復帰となっている。11日の15時に2月決算と「立川髙島屋S.C.」(東京都立川市)のリニューアルにともなう髙島屋立川店の営業終了などを発表し、事業効率向上への期待などが強まった。この発表を受け三越伊勢丹ホールディングス<3099>(東証プライム)も高い。

 2022年2月期の連結決算は営業収益と営業利益が従来予想を下回ったものの、親会社株主に帰属する当期純利益は産業競争力強化法の改正と合わせた事業適応計画の認定にともない繰延税金資産が増えるなどで従来予想の2.3倍となった。今期・23年2月期の連結業績予想は、利業収益を前期比43%減としたが各利益は増益を見込み、営業利益は前期の4.3倍の175億円を見込み、親会社株主に帰属する純利益は同86.6%増の100億円を見込む。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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