後場の日経平均は122円高でスタート、レーザーテックやトヨタ自が上昇

2022年3月15日 12:57

印刷

記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;25430.25;+122.40TOPIX;1831.65;+19.37


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比122.40円高の25430.25円と、前引け(25385.11円)から上げ幅を広げてスタート。ランチタイム中の225先物は25130円~25200円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=118.20-30円と朝方と同水準での動き。アジア市況では上海総合指数と香港ハンセン指数が揃って2%前後の下落率と軟調。WTI原油先物価格(期近)が時間外取引で3月1日以来となる1バレル=100ドル台未満での推移となっている。資源価格の高騰を背景とした景気後退懸念が緩和され、日経平均は後場も小幅ながら堅調なスタートを切った。一方、ウクライナ情勢に目立たった進展が見られていないほか、今晩からの米連邦公開市場委員会(FOMC)の公表結果を確認したいとの思惑もあり、積極的に上値を追う展開とはなっていない。日経平均は25500円手前での推移が続いている。

 セクター別では保険業、輸送用機器、食料品などが上昇率上位に並んでいる一方、鉱業、非鉄金属、石油・石炭製品などが下落率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、トヨタ自<7203>、ソニーG<6758>、信越化<4063>、リクルートHD<6098>、塩野義製薬<4507>などが大幅に上昇。一方、ソフトバンクG<9984>、川崎汽船<9107>、ファーストリテ<9983>、INPEX<1605>、住友鉱<5713>、三井物産<8031>、JFE<5411>などが大幅に下落している。《CS》

関連記事