大阪金概況:大幅に下落、インフレ警戒感の緩和や株価反発映し利益確定売り膨らむ

2022年3月10日 16:05

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記事提供元:フィスコ


*16:05JST 大阪金概況:大幅に下落、インフレ警戒感の緩和や株価反発映し利益確定売り膨らむ
大阪取引所金標準先物 23年2月限・日中取引終値:7391円(前日日中取引終値↓233円)

・推移レンジ:高値7416円-安値7336円

10日の大阪取引所金標準先物(期先:23年2月限)は大幅に下落した。昨日の海外市場で原油先物価格が下落したことを受け、インフレ警戒感がひとまず緩和し、インフレをヘッジ(回避)する目的の金需要が萎んだ。また、今日の東京株式市場で日経平均株価が大幅に反発したことを受け、このところの投資家の安全資産選好一辺倒の動きも一服した。金先物(期先)は昨日までの6日続伸で600円近い上げとなっていたことから利益確定売りが出やすく、金先物は売りが膨らみ大幅安で本日を終えた。《FA》

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