後場の日経平均は379円高でスタート、マネックスGや商船三井が高い

2022年3月1日 12:56

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26905.88;+379.06TOPIX;1904.30;+17.37


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比379.06円高の26905.88円と、前引け(26916.97円)から上げ幅を縮めてスタート。ランチタイム中の225先物は26880円~26940円のレンジで終盤にかけて弱含みで推移。ドル・円は1ドル=115.10-20円と朝方から10銭程円安水準での動き。アジア市況では上海総合指数が堅調な一方、香港ハンセン指数が軟調に推移している。後場の日経平均は、前引けにかけてやや騰勢を弱めた流れを引き継いで上げ幅を縮めて始まった。前場に一時27000円を回復したことで目先の達成感が台頭しているほか、今晩の米株市場では米2月ISM製造業景気指数の発表のほか、バイデン米大統領の一般教書演説も控えており、これらを見極めたいとの思惑も働いているようだ。

 セクター別では海運業、鉱業、サービス業などが上昇率上位に並んでいる一方、空運業、ゴム製品、パルプ・紙などが下落率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、商船三井<9104>、マネックスG<8698>、INPEX<1605>、三菱重工業<7011>、エムスリー<2413>、ベイカレント<6532>、JFE<5411>などが大幅高。ソフトバンクG<9984>や東エレク<8035>、キーエンス<6861>、リクルートHD<6098>、ファーストリテ<9983>なども上昇しており、全般買い優勢の展開となっている。《CS》

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