後場の日経平均は765円安でスタート、レーザーテックやサイバーエージェントが下落

2022年1月27日 12:54

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26245.35;-765.98TOPIX;1847.93;-43.92


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比765.98円安の26245.35円と、前引けから下げ幅を更に広げてスタート。ランチタイム中の225先物は26150~26390円のレンジで軟調もみ合い。ドル・円は1ドル=114.60~70円前後と朝方とほぼ同水準での動き。アジア市況では上海総合指数は下げ渋っているものの、香港ハンセン指数が2%を超える下落。アジア市況が軟調ななか、時間外取引の米株価指数先物も大きく下げており、リスク回避の動きが高まっている。前場の東証株価指数(TOPIX)の下落率が2%を超えなかったことで、日銀による上場投資信託(ETF)買いへの期待が萎んでおり、後場の日経平均は前場から一段と下げ幅を広げている。

 セクターでは電気機器、精密機器、サービス業を筆頭にほぼ全面安商状。保険業と鉱業のみが上昇となっている。東証1部の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、アドバンテスト<6857>、リクルートHD<6098>などの下落率が大きい。サイバーエージェント<4751>は2ケタを超える急落。そのほか、東エレク<8035>、郵船<9101>、日本電産<6594>、トヨタ自<7203>、キーエンス<6861>なども下落しており、ほぼ全面安商状となっている。《CS》

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