日経平均VIは低下、株価堅調で下値不安が後退

2022年1月12日 13:52

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記事提供元:フィスコ


*13:52JST 日経平均VIは低下、株価堅調で下値不安が後退
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比-1.56(低下率7.32%)の19.74と低下している。なお、今日ここまでの高値は20.04、安値は19.39。

今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。市場では国内の新型コロナ「オミクロン型」の感染拡大に対する懸念が継続しているが、今日は取引開始後も日経225先物が堅調に推移していることから下値不安が後退し、プットが手仕舞い売りに下げ、日経VIは不安心理の高まった状態の基準とされる20を概ね下回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。《FA》

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