後場の日経平均は29円安でスタート、日本電産やキーエンスが安い

2022年1月7日 12:55

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28458.21;-29.66TOPIX;1992.81;-4.20


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比29.66円安の28458.21円と、前引けから下げ幅を縮めてスタート。ランチタイム中の225先物は28310~28470円のレンジで強もみ合い。ドル・円は1ドル=115.80-90円前後と朝方とほぼ同水準での動き。アジア市況では上海総合指数および香港ハンセン指数が揃って堅調に推移。売り方の買い戻しなどで朝方に上昇した後下落に転じた日経平均は後場は下げ渋ってスタート。引き続き米連邦準備制度理事会(FRB)による早期金融引き締めへの警戒感がくすぶるなか、今晩は米雇用統計の発表を控えているほか、東京市場は3連休前ということもあり、積極的な買いは限られている。後場の日経平均は前日終値近辺まで下げ幅を縮めたものの、依然マイナス圏での推移となっている。

 セクター別では電気機器、陸運業、サービス業などが下落率上位に並んでいる一方、鉱業、銀行業、鉄鋼などが上昇率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位ではキーエンス<6861>、日本電産<6594>、レーザーテック<6920>、三井ハイテク<6966>などが大幅安。ファーストリテ<9983>も大きく下落しており、ソニーG<6758>、川崎汽船<9107>、リクルートHD<6098>、エムスリー<2413>なども軟調。一方、ソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>、郵船<9101>、三井住友<8316>、日立<6501>、富士フイルム<4901>、日本製鉄<5401>、ディスコ<6146>などが大きく上昇している。《CS》

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