後場の日経平均は9円高でスタート、ソニーGやJALが高い

2021年12月22日 12:53

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28527.15;+9.56TOPIX;1969.22;-0.57


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比9.56円高の28527.15円と、前引けから上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の225先物は28440~28490円の狭いレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=114.10円前後と朝方とほぼ同水準での動き。アジア市況では上海総合指数が小高く寄り付いてからマイナスに転じる場面がみられ、一時1%超上昇していた香港ハンセン指数も上げ幅を縮める展開。海外勢のクリスマス休暇入りで商いが限られるなか、前日の大幅反発で買い戻しが一巡したこともあり、日経平均は引き続き心理的な節目の28500円を意識したもみ合いが継続。ただ、同水準が近づくと下げ渋る底堅い展開となっている。

 セクター別では空運業、鉱業、証券・商品先物取引業などが上昇率上位に並んでいる一方、パルプ・紙、輸送用機器、非鉄金属などが下落率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ソニーG<6758>やJAL<9201>が大幅高で、ソフトバンクG<9984>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、リクルートHD<6098>、キーエンス<6861>、ZHD<4689>、東京海上HD<8766>なども堅調。一方、任天堂<7974>、川崎汽船<9107>、トヨタ自<7203>、武田薬<4502>、日本M&A<2127>などが軟調となっている。《CS》

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