9日のNY市場は下落

2021年12月10日 06:46

印刷

記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;35754.69;-0.06Nasdaq;15517.37;-269.62CME225;28570;-110(大証比)

[NY市場データ]

9日のNY市場は下落。ダウ平均は0.06ドル安の35754.69ドル、ナスダックは269.62ポイント安の15517.37で取引を終了した。重症化は回避できるとの見方も、英国が規制強化に踏み切るなど世界で新型コロナのオミクロン変異株感染急拡大への懸念が根強く寄り付き後、下落。しかし、週次失業保険申請件数が52年ぶり低水準を記録し労働市場の強い回復を受けて上昇に転じた。ただ、明日に消費者信物価指数(CPI)の発表を控えハイテク株の下落が重しとなり伸び悩んだ。セクター別では自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が下落した一方、ヘルスケア機器・サービスが上昇。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円安の28570円。ADRの日本株はファーストリテ<9983>、積水ハウス<1928>が堅調な他は、ソニーG<6758>、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、HOYA<7741>、富士フイルム<4901>、富士通<6702>など対東証比較(1ドル113.48円換算)で全般冴えない。《FA》

関連記事