新興市場銘柄ダイジェスト:、アストマックスが急伸、FRONTEOはストップ高

2021年11月26日 16:00

印刷

記事提供元:フィスコ


*16:00JST 新興市場銘柄ダイジェスト:、アストマックスが急伸、FRONTEOはストップ高
<6195> ホープ 321 -80ストップ安。完全子会社のホープエナジーと締結した電力小売事業の吸収分割契約に関連し、10月から日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格が分割会社の想定以上に上昇していると発表し、引き続き売り材料視された。10月の平均電力市場調達価格が14.60円/kWhと予想価格(8.09円/kWh)を上回ったため、想定していた以上の債務が発生し、分割で承継会社が承継する負債額が資産額を上回る見込みという。

<4576> DWTI 283 +80ストップ高。ライセンスアウト先の興和からリパスジル塩酸塩水和物とブリモニジン酒石酸塩の配合点眼剤「K-232」の緑内障・高眼圧症を適応症とした国内製造販売承認申請を厚生労働省に行ったとの連絡を受けたと発表。審査完了は約1年後を見込んでいる。同点眼剤が承認されて販売開始されれば、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所は興和から契約に基づく実施料を受領する。

<2158> FRONTEO 5300 +705ストップ高。スズケン<9987>とライフサイエンスAI事業に関して業務提携すると発表。自然言語解析AIを利用した会話型認知症診断支援AIプログラムの早期の市場浸透に向けた体制の確立で協業する。また、AI医療機器やAIソフトウェアプログラムに適応する新たな医療流通プラットフォームの構築などに向けて研究する。

<7162> アストマックス 269 +37急騰。25年3月期の営業収益目標を200億円以上(21年3月期実績は122.80億円)とする中期ビジョンを策定。DX推進と自社の強みをベースに事業を深化・進化させ、GX(グリーントランスフォーメーション)に向けた優先事項を達成することを目指す。具体的には、蓄電池を活用したビジネス拡大のほか、発電と供給サイドの事業、販売と需要サイドの事業の集約化などを図る。

<3498> 霞ヶ関キャピタル 5990 +200急伸。三菱HCキャピタル<8593>と物流施設開発事業で合弁契約を締結したと発表。霞ヶ関キャピタルが物流施設の開発を目的に新設した合弁会社ロジフラッグ・デベロプメント(東京都千代田区)株式の34%を三菱HCキャピタルが12月末までに取得する。今後3年間で総事業費2000億円規模の物流施設の開発を目指す。

<9272> ブティックス 3355 -65急伸後反落。ウィルグループ<6089>子会社のウィルオブ・ワークと業務提携契約を締結したと発表。事業拡大・事業承継を考えるウィルオブ・ワークの顧客企業に対し、M&Aマッチング支援などを提供する一方、人材課題を抱えるブティックスの顧客にウィルオブ・ワークの介護人材サービスを提供するという。地合いの悪化もあり、朝高後売りに押された。《YN》

関連記事