ナビタイム、高速での事故による渋滞予測を提供 回避ルート案内も

2021年11月19日 11:35

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事故により渋滞を避けたルートを表示したイメージ(画像:ナビタイムジャパン発表資料より)

事故により渋滞を避けたルートを表示したイメージ(画像:ナビタイムジャパン発表資料より)[写真拡大]

 ナビタイムジャパンは17日、カーナビアプリ「カーナビタイム」などで、全国の高速道路を対象に、事故による車線規制で発生する渋滞予測の提供を開始した。有料会員向けのサービスとなり、他にも「NAVITAIMEドライブサポーター」や、トラック専用カーナビアプリ「トラックカーナビ」、法人向け「ビジネスナビタイム動態管理ソリューション」など、同社が提供する車ルート検索サービスで利用可能だ。

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 高速道路の事故情報は、高速道路上に設置されている道路情報板の渋滞情報を確認したり、ハイウェイラジオを受信することなどで、入手する。だが入手手段が限られているため、渋滞が発生していても、どの区間で発生してどの程度渋滞が伸びているかは、正確に把握することが難しい。

 ナビタイムのアプリでは、VICSからの配信情報だけでなく、過去実績などのビックデータに基づいて独自の計算を行ない、渋滞を予測。渋滞回避ルートの案内も可能だ。渋滞にはかなり規則性があるため、事故が発生して車線規制が起きると、その時の交通量に応じて渋滞の長さもおおよそ決まってくる。

 実際に高速道路上で渋滞が始まれば、インターチェンジまで行かなければ逃げ道はない。運よくインターチェンジがそばにあり、一般道路に降りられても、同じ考えなの人が多ければ、結局渋滞に巻き込まれることも少なくはない。ナビタイムのアプリでは、総合的に判断してどのルート通って事故現場を回避すればよいのか、適切なルートを表示するという。

 一方で、高速道路の区間によっては回避ルートも限定されるため、一般道路に回避した車の渋滞のほうが酷くなる場合もあるため、その点は考慮が必要だろう。

 ナビタイムジャパンでは、今後も技術開発を進め、車線規制が行なわれない場合の渋滞予測や、事故以外の渋滞、一般道路に拡大しての渋滞予測などにも応用していく考えだ。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る

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