後場の日経平均は275円安でスタート、レーザーテックや川崎汽船が下落

2021年11月18日 13:00

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;29413.27;-275.06TOPIX;2025.44;-12.90

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比275.06円安の29413.27円と、前引けから下げ幅を拡げてスタート。ランチタイム中の225先物は29380〜29470円のレンジで推移。ドル・円は1ドル=114.00円台と朝方よりやや円高気味での動き。アジア市況は、中国上海総合指数が下落して始まった後に下げ渋り小安い一方、香港ハンセン指数が大きく下落している。手掛かり材料難のなか、前日の米株安やアジア市況の下落を受けて東京市場では引き続き売り優勢となっている。原油先物価格の下落などを背景に市況関連株が軒並み下落しているほか、前日大幅高だった半導体など値がさ株も総じて売りに押されており、日経平均は後場もさえない展開を強いられている。

 セクター別では鉱業、海運業、石油・石炭製品などが下落率上位に並んでいる一方、サービス業、非鉄金属、機械などが上昇している。東証1部売買代金上位ではレーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、郵船<9101>、東エレク<8035>、川崎汽船<9107>、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、エーザイ<4523>、INPEX<1605>などが売られている。一方、リクルートHD<6098>、キーエンス<6861>、任天堂<7974>、サイバーエージェント<4751>などは上昇している。《CS》

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